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LGBTとは?「珍しい」存在ではなく、「少数」であるだけです

出典:http://orig08.deviantart.net


みなさん、「LGBT」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

LGBTとは?



Lは「レズビアン」、Gは「ゲイ」、Bは「バイセクシュアル」、Tは「トランスジェンダー」を指します。
順番に、女性に惹かれる女性、男性に惹かれる男性、両性に惹かれる人、身体の性別と脳の性別が違う人、という意味です。
LGBTは、「セクシャルマイノリティ(性的少数者)」という意味として、当事者自身がポジティブに発信する言葉として欧米で使い始められた言葉です。
LGBT以外にも、恋愛・性的感情を抱かない「アセクシャル」、性別に関係なく恋愛・性的感情を抱く「パンセクシャル」、恋愛感情は抱くが、性的欲求を抱かない「ノンセクシャル」、男性でも女性でもない第3の性を自覚する「Xジェンダー」などがあります。


LGBTの割合・課題



博報堂DYグループのLGBT総合研究所の調査によると、日本では、「ストレート」と呼ばれる異性愛者は、人口の約92%で、約8%が性的マイノリティであるといわれています。
日本では、法的保障が存在しないため、同性カップルが二人で家を借りることが難しかったり、パートナーが病気やけがで入院した場合、病院での面会を拒否される可能性があります。
企業での理解もまだまだ進んでおらず、職場で働きにくさを感じている人も多く存在しています。
自らセクシャルマイノリティであることを公言することも難しく、認知や理解の低さから誤解や偏見につながり、自殺を考えてしまう人も少なくありません。


LGBTの支援



日本各地にLGBTを支援するNPO団体があります。
相談したくなった時は、利用してみるとよいでしょう。
自助グループと呼ばれる当事者同士の集まりもあり、各地でイベントも行われています。
また、行政による支援は発展途上ではありますが、東京都渋谷区と世田谷区では同性パートナーを公的に認定したり、大阪市淀川区では「LGBT支援宣言」を発表し、当事者との意見交換会、電話相談、啓発イベントを行っています。

家族や周囲の人たちはLGBTについての正確な知識を得ていきましょう。
LGBTの人たちを悪口や冗談で傷つけることを使ってはいけません。
ホモ、おかま、レズ、ニューハーフなどではなく、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)という言葉を使ったほうがいいでしょう。
メディアや友人などからのLGBTについての情報に関心を持ち、それらについて話しあうこともよいでしょう。
ちなみにLGBTの人たちをサポートしている支援者のことは「アライ」と呼ばれています。


LGBTの人たちは単に少数者であるということで、決して「珍しい」とか「異常」なことではありません。
LGBTであるなしにかかわらず、自分らしく安心して生きられる豊かな社会をつくっていきましょう。

障害者ドットコムニュース編集部

障害者ドットコムニュース編集部

「福祉をもっとわかりやすく!使いやすく!楽しく!」をモットーに、
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