オンライン面接で気をつけるべきポイント

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出典: Photo by visuals on Unsplash

最近まで、面接は会社に行って面接官と会って行うのが主流でした。しかし、新型コロナウイルスの影響で対面面接が少なくなり、代わりにオンライン(リモート)面接が増えています。そんなオンライン面接ですが、対面面接以上に気をつけるべきポイントがあります。今回はオンライン面接での注意点について解説します。

パソコンに関する注意点

オンライン面接では目線を常にカメラを意識することが大切です。従来の面接の場合は、対面する面接官の顔を見ながら話します。しかし、オンライン面接の場合、面接官の顔を画面越しで見て話します。このときにカメラの角度が悪いと、相手側からはよそ見しながら話しているように見えてしまいます。

オンライン面接でどこを見て話すかについて、「パソコンの画面の中心を見る」か「パソコンのカメラを見る」かは意見が分かれています。ですので、自分が一番よく映るカメラの位置をチェックしたほうがいいでしょう。

また、面接をパソコン、スマートフォンのどちらでも受けることができる企業もあります。しかし、スマートフォンの場合、安定性の悪さから揺れてしまい、面接官に悪い印象を与えてしまうことがあります。

パソコンを持っていない人は、完全個室のネットカフェを利用するのも1つの手です。ネットカフェの通信環境は安定しており、十分な回線速度もあるため面接中に回線が切れる心配がありません。

自宅でも、家の外でも面接を受けられるのがオンライン面接の強みですが、カメラに写った時の背景にも気を付けて下さい。身だしなみに気をつけていても、片付いていない部屋が写ると面接官の印象が悪くなります。部屋を片付けるのが苦手な人は、シンプルなバーチャル背景を用意しましょう。

メモを取るときの注意点

キーボードの打鍵音にも注意が必要です。オンライン面接では、面接時のメモをパソコンに打ち込む人も多いです。しかし、キーボードを叩く音は面接官にも聞こえるため、場合によっては雑音として不快感を与えてしまう可能性もあります。気になる場合は、紙のメモ帳を用意しましょう。

また、対面面接と違い面接対策として台本を用意しておくこともできますが、面接官には視線の動きで分かってしまう可能性があるので注意が必要です。

表情や声などの注意点

オンライン面接では表情や声の大きさ、話す速さも対面面接より強く意識しなければいけません。カメラを意識して話していると、表情やリアクションが少なくなってしまいます。面接官の質問に対してのリアクションが少ないと、しっかり聞いているか疑われてしまいます。そのため豊かな表情と、はっきりとしたリアクションが求められます。

対面面接とは異なり、音声にタイムラグが生じて聞き取りづらくなる可能性もあります。いつもよりゆっくりと話しましょう。また、声が小さいと相手にしっかり伝わりません。通常よりも大きい声を出して話すことも大切です。音声の問題は聞き逃しへの対策もかね、ヘッドセットを使うことで解決できます。

以上の対策をすれば、オンライン面接特有の失敗を防ぐことができます。ぜひ実践して採用を勝ち取りましょう。

参考文献

【イーアイデム オンライン面接で気をつけること】
https://www.e-aidem.com

【出世ナビ あしたのマイキャリア オンライン面接成功の条件話は短く、こまめに念押し】
https://style.nikkei.com

tkbn

tkbn

40代男性。30代半ばでうつ病を発症。40代になって発達障害の疑いありと診断される。就労支援機関で自分の特性について学び、最後の就活を終えコラムを書いています。趣味は鉱石収集。年2回大阪・京都で行わるミネラルショーや即売会に行って、気に入ったものをコレクションするのが楽しみですが、部屋で飾る場所が無くなっているのが最近の悩みです。

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