ペットボトル症候群に気を付けよう!たくさん水分補給しているはずが…
暮らし その他の障害・病気暑い夏の季節は熱中症対策で水分をとることは大切ですが、一歩間違えると後々になって大変なことになることがあります。その1つがペットボトル症候群です。
ペットボトル症候群とは?
ペットボトル症候群とは、正式には「清涼飲料水ケトーシス」といい、スポーツドリンク、清涼飲料水などを大量に飲み続けることで糖分を過剰摂取してしまい発症する、急性の糖尿病です。
これまで糖尿病と診断されたことがなくても、糖分を多く摂取している傾向がある人に発症することが多いとされてます。過剰摂取した糖分を体が処理しきれなくなってしまうことが原因で、様々な症状が引き起こされます。
この病気の恐ろしいところは、健康だと思っていた若い人でもジュースの飲み過ぎで突然発症するところにあります。予防できるはずの病気にも関わらず、知識や情報が十分に広まっていないため、例年患者が増加傾向にあり問題となっています。
ペットボトル症候群の症状
症状は、喉の渇き、吐き気、腹痛、意識がもうろうとする、倦怠感、急激な体重の減少など一般的な糖尿病と同じです。
清涼飲料水などのジュースに含まれる糖分の量は?
一般的なジュース、500mlの中おおよそ角砂糖15個分の糖分が入っています。
今では当たり前のように500mlやそれ以上の量が入ったものが販売されていますが、1本でかなりの量の糖分を摂取していることになります。
ペットボトル症候群にならないための予防法は?
清涼飲料水で水分補給をするときはがぶ飲みしないなど十分注意することが大切です。
おススメの予防法は、のどが渇いて水分補給したい時に糖分の多いジュースの代わりにお茶(ノンカフェイン)やミネラルウォーターを飲むことです。熱中症対策だけでなくペットボトル症候群のことも意識しながら水分補給を行いましょう。
p>参考文献
【ペットボトル症候群 – 一般社団法人 奈良県医師会】
http://nara.med.or.jp
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