ファッションと福祉とジャパンカルチャーがリンクする!「KUDEN」のクラウドファンディングが9月中旬から
暮らし エンタメアパレルブランド「KUDEN by TAKAHIRO SATO(以下、KUDEN)」が、9月中旬にクラウドファンディングの開始を予定しています。プロジェクトのコンセプトは「縫製工場と福祉事業所に仕事を創出するチャリティープロジェクト」で、仕事づくりだけでなく実際のアニメスタッフの力も借りての周知活動が行われます。
ゆくゆくはKUDENのファッションアイテムにキャラクターをプリントする仕事などいくらかの作業を、就労継続支援事業所(A型・B型)へ依頼することになります。また、協力して下さったスタッフへのロイヤリティやKUDENの収益から、一部を福祉事業所やボランティア団体へ寄付することになっています。
プロのスタッフによるボイスドラマ
「世界へ誇る日本のアニメーターや漫画家、イラストレーターの先生方や声優さんのジャパンカルチャーの力を借りて障がい福祉事業所(就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所)の現状を知ってもらいたい」
以上が活動の本旨となり、実際にアニメ業界へ携わるプロのスタッフ陣からの協力を得ています。KUDENの理念に通じる「誰かを犠牲にしたファッションはかっこいいか?」をテーマにした架空のアニメプロットを制作し、それを基にキャラクターデザインやボイスドラマへ繋げていきます。
どのような作品となるかは未定ですが、ロボットアニメに縁の深い面々らしく、そのテイストが出てくると思われます。
チャリティー計画の全体図
①KUDENで架空のアニメ設定を立てる
KUDENのブランドコンセプト「誰かを犠牲にしたファッションはかっこいいか?(いや、かっこよくない)」をもとに、架空のアニメプロットを設定します。
②作家陣によるデザイン
造られた架空のアニメプロットは、架空ゆえアニメ自体が作られるわけではありません。しかし、実際にアニメ業界で働く作家陣が、本物さながらのキャラクターデザインをして設定に命を吹き込んでいきます。
③イラストを盛り込んだファッションアイテムの制作
デザインされたイラストはKUDENのファッションアイテム(ジャケットやエコバッグなど)に盛り込まれます。
④縫製工場と福祉事業所で量産
出来上がった完成形を量産するのは縫製工場と福祉事業所です。就労継続支援のA型やB型では縫製だけでなく印刷加工も任されることがあります。
⑤袋詰めなどの軽作業
商品の袋詰めや同梱物のセットといった軽作業は、就労継続支援B型事業所を対象に発注します。
⑥お客様のもとへ
以上の工程を経て、お客様にお買い上げいただける状態となります。チャリティーでのアイテム購入となり、作家陣のロイヤリティやKUDENの収益は、一部が福祉事業所やボランティア団体へ寄付される予定です。
プロモ活動に声優やミュージシャンが参加
周知活動として、作られたキャラクターやプロットに則ったボイスドラマが制作され、これも実際に活動されている声優さんが担当します。ラジオ放送や原画展や原作小説連載なども予定しております。
KUDEN概要
佐藤貴浩代表が、離れて暮らす息子と将来働ける場所を作るために立ち上げたブランドが「KUDEN by TAKAHIRO SATO」です。父親として息子に「誰かを犠牲にしたファッションや物を使わせたくない、着せたくない」という想いがあり、それがデザインコンセプトにも表れています。
ゆえに、生産者やお客様、デザインやブランドに関わった全ての人が幸せになれるようなソーシャルデザインとしてプロダクトとブランディングをデザインしています。
このソーシャルデザインは、世界最大規模のデザインコンペであるイタリアの「AʼDesign Award and Competition」にて2019-2020 Social Design Awardを受賞した他、香港の「Indigo Design Award Bronze in Branding for Social Change 2020」でも受賞するなど世界的に高い評価を得ています。
予定は決まり次第順次公開
今後クラウドファンディング実施までの予定は、確定し次第順次公開されていきます。続報はKUDEN公式サイトか、「超!アニメディア」にて告知されますので、そちらもチェックしてください。
公式サイト
KUDEN by TAKAHIRO SATO チャリティー特別ページ
https://ku-den.jp
超!アニメディア
https://cho-animedia.jp