ツライときの私の対処法~小ネタ集
暮らし出典:Photo by Kobby Mendez on Unsplash
みなさんもツライ時はありますよね。ツライときに何もしないと、そのツラさが長引きます。 気持ちの切り替えができる何かがあれば、その時間は短くなります。みなさんもそれぞれ何か対処法を持っているとは思いますが、ここでは私の対処法を紹介します。
ツライときの私の対処法~マスクの活用
私は仕事のプレッシャーで双極性障害になり医師から「仕事を休みなさい」といわれました。私には快復できるイメージが湧かなかったので「会社を退職させてください」と上司に連絡しましたが、上司からは「休職して様子見てください」といわれ休職してしまいました。そう状態の時は感情の起伏が激しくっ気持ちがイライラしたり、逆にうつ状態の時は涙が止まらず身体も震えて過呼吸になっていたのです。過呼吸になるとタオルで口を抑えると少しずつ落ち着きを取り戻していました。
しばらくはタオルが手放せなくなり、不安定になるたびに口を抑えて落ち着かせていました。ですので、外出時もタオルを持って出ていました。いつもお気に入りのタオルを使っていましたが、洗濯の時だけ手元から無くなるので不安定になるほどだったのです。
こういった症状が少しずつ落ち着き、復職したときもまた不安だったのでタオルを持って出勤していました。(タオルはたまに使っていました)
私が会社に復職し少ししてから、風邪気味で咳が出るのでマスクをして出勤したことがありました。するとなぜか精神的に落ち着きました。このとき初めて、タオルでなくても落ち着くのだと気づいたのです。 それからは風邪とは関係なくマスクをすることが増えました。周囲の人からは「風邪?」と声をかけられましたが「予防です」と答えて、マスクには私を落ち着かせる効果があるとは誰にも話しませんでした。
さらに、マスクの利点はもうひとつあったことに気がつきました。顔の下半分を隠せることです。私には対人恐怖症もあったため、顔の半分を隠しているだけで落ち着き、精神的な防御力が上がったような気分になりました。こうして私は新型コロナウイルスが流行る前から、頻繁にマスクをして会社に出勤するようになりました。今はマスクをしているのが当たり前のコロナ禍なので、周囲から心配されずにマスクをできています。
ツライときの私の対処法~魔法のことば
私の友達で楽天的な考え方の人がいました。
その友達は失敗しても「まぁいいか」と楽しそうにいって終わらしていました。私は初めのうちは驚いて「よくないでしょ」といっていたのですが、「まぁいいか」と聞くたびに私も徐々に「まぁいいか」という気持ちになっていきました。
その後も一緒にいると、とても私の気持ちが楽になりマイナス思考にはなりませんでした。マイナス思考な自分が嫌いだった私はその友達の「まぁいいか」の口癖を真似して、失敗したり嫌なことがあるたび口に出すようにしました。するとよくはないとは思っていても「まぁいいか」と切り替えられることが増えてきたのです。もやもやとしたものは心に残っていますが、失敗してしまったと自責の念で心が押しつぶされることは緩和されました。
もちろん、この「まぁいいか」が通用するのは、ささいな失敗だけですが、それでも気持ちは楽になります。私にとっては「魔法のことば」です。
ツライときの私の対処法~心に響く歌詞
ある日、仕事で車を運転中に何気につけているラジオから、流れてきた曲で自然と涙が出て、車を停めました。辛くて泣いているわけではなく、応援してくれてるようなありがたい気持ちでした。
その曲は「SHISHAMO」の「明日も」です。歌詞の全部が心に響きます。
過去に聴いたことはあったのですが、あらためて歌詞をじっくり聴き、今の自分に当てはめると涙が出てきました。何度聴いても涙が止まりませんでした。
それからは、精神的に辛いことがあった時は「明日も」を聞いて元気づけてもらっています。
今は涙が頬を伝うほどのではなくなって「うるうるする」程度ですが、今でもしっかりと心に響きます。辛かったことだけでなく、何か頑張る前にも聴いたりしています。
まとめ
独りでツライ時に毎回どうにかすることは難しいです。周囲の人からの声掛けなどで助かったこともあります。しかし、自分でどうにかする対処法が多いに越したことはありません。私の対処法が、みなさんの助けになれば幸いです。