心の波に溺れそうになっていました。

暮らし

出典:Photo by Debby Hudson on Unsplash

ちょっと前までは元気だったのに……

少し前から急激に鬱転しました。

わたしは双極性障害があり、年に何度かすごく元気な時期(躁)とすごく落ち込む時期(鬱)を繰り返しています。

躁のときはまさに「無敵」で、何をしても疲労感もなく、睡眠時間も極端に短いです。

創作意欲も無限に湧いてくるような状態で、運動や仕事で「ハイ」になっている状態が続いているものに近いです。

それに加え、躁のときだと自分でもびっくりするくらい買い物をしてしまいます。コンビニに行ってもお菓子などを必要以上に買ったり、ネットショッピングなんかするともう大変。荷物が届いてから反省することも多々あります。

それが鬱に入ると何も手につかず、睡眠欲が強いというかずっと眠い状態で、ずっとモヤモヤ~っとしているのです。「無気力」という言葉が1番合っているのかもしれません。

こんなとき、どうすればいいのか未だにハッキリしていないのですが、なんとなく続けていることがあります。

心をリセットできる場所

日中に出歩いたり、電車で遠くにいくのも難しいので、日が暮れてから静かな時間にのんびり散歩をします。

わたしは小さいころから大阪城公園が大好きで、そこに深夜~明け方に自転車で向かい、イヤホンで音楽を聴くこともせず、自然の音と空気にからだをゆだねるのです。

そういったことを繰り返したりしていると、大きな鬱はどこかにいってしまって、躁でも鬱でもないニュートラルな状態になって生活することができています。

ただ、しばらくすると今度はまた躁の状態に上がっていってしまうのですが……

自分にとってのパワースポットというか、ここにいると心が元気になるんだという場所をつくることは大事かもしれません。それは屋外に限らずに、お風呂や喫茶店などでもいいと思います。

わたしはこういったアップダウンを繰り返して15年ほどになるので、これはもう半分くらい自分の特性なのかなと感じながら生きていますが、いつか完全にフラットな心で穏やかに笑いながら暮らしたいものです。

新井 一生

新井 一生

社会人になってからパニック障害、統合失調症などを患った精神障害者。
精神病になってからも沢山の失敗を経験しながら、なんとか生きている。
好きなものはゲーム。

双極性障害(躁うつ病)

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