マインドフルネスとは?ストレス解消になり、うつ病や不安障害の改善も
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日々のストレスは障害の有無に関わらずに降りかかります。そのような中でストレス解消にもなり、疲労した心身を癒され、心身ともに健康的生活を送っていく方法の1つにマインドフルネスがあります。海外ではアスリートや経営者などが積極的に取り入れられています。それでは、マインドフルネスについて紹介します。
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは、瞑想に宗教的な要素を取り除いた瞑想方法の1つです。名前の由来は仏教における「念(サティ)」を英語に訳したもので、「覚えておくこと」、「気付くこと」、「自分自身に注意すること」です。
10年前にGoogle社が取り入れたことによって、Facebook社やイギリス国会も続いて用いられるようになりました。マインドフルネスは自己管理のメジャーな存在になりつつあります。マインドフルネスの研究では、医学や心理学において「気分を落ち着かせる効果」、「心理的な能力が向上」、「免疫系が増強される」といった報告があります。
忙しい方でも、お手軽且つ短時間で良い働きを期待されます。注意点としてうつ病や不安障害は改善された研究報告がありますが、統合失調症や躁うつ病には改善された確認はないです。
お手軽なマインドフルネスの実践方法
マインドフルネスの識者によると、最初は無理して長時間やらなくてもよいそうです。最初のうちは、三十秒くらいであっても自分が出来る時間であれば、それがあなたにとってベストなタイムです。頻度は、休憩時間などにちょこっとしてみる程度からがおすすめです。
どこでやるのがベストかといいますと、人目のつかないところがいいですが、外の場合、電車、バスの中やパソコンとにらめっこしている時にサクッとしてみるのも怪しまれずすみます。
では、やり方についてですが、直ぐに自分がフリーズ状態になり、目を閉じ顔はうつむかせる。そして、自分に注意を向けて呼吸も意識すること。「明日、映画館で何を観ようかな」と、雑念がわき起こっても気にせず、元の状態にゆっくり戻すことを意識してください。
本記事を読まれて、マインドフルネスに興味を持たれると筆者は嬉しい限りです。現代社会には様々なストレスが襲い掛かりますが、私たちはそれらと上手に付き合っていかないと潰れてしまいます。ぜひ、マインドフルネスを生活に取り入れて、スッキリした自分と出会ってみませんか。
参考文献
すぐできる!今年こそマインドフルネス瞑想を始めてみようと思っているあなたへ
http://www.huffingtonpost.jp
働く人に多い「過緊張」 1分マインドフルネスが効果
こちら「メンタル産業医」相談室(1)
http://style.nikkei.com
マインドフルネスと禅、その決定的な違いは何か?
同じ瞑想に見えても全然別物
http://gendai.ismedia.jp