喫煙とメンタルヘルス(前編)

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出典:https://www.photo-ac.com


当ホームページにお越しくださった皆様こんにちは。ライターのくろねこです。
今回は喫煙と精神状態の関係についてお伝えします。

はじめに



実は、くろねこもかれこれ20年タバコを2日で1箱のペースで吸い続けています。時々禁煙しようかなとも思ったりするのですが、タバコをやめると体重が増える!という悩ましい理由で結局やめずに現在に至ります。
 

タバコの身体的影響



タバコは肺ガンや他のガン、脳卒中、心疾患など多くの病気の要因になり得ます。病気が発見されれば、殆どの医師は禁煙することを指示するでしょう。
タバコの箱に記載されているたばこ警告表示は以下のようなものです。

“喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つになります。
 喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。
 喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。
 喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます。”

海外で販売されているタバコの箱には、タバコで肺がんになった人の肺の無修正写真!といった生々しい表示がされていて、これを見ると吸うのをためらう人も多いようです。

海外の有名な愛煙家にはイギリスの政治家ウィンストン・チャーチル首相、キューバのフィデル・カストロ議長などが居ます。二人はフィルターの無い葉巻が大好物でさぞや短命かと思いきや、二人とも90歳近くまで生きていました。

日本では昭和の国民的大歌手、藤山一郎氏も実は愛煙家でした。藤山氏には興味深いエピソードがあって、ある日友人から、「そんなにタバコばっかり吸ってて体は大丈夫なのか?」と尋ねられて答えた言葉が、「全く問題ない、俺にとってタバコはのどの薬なんだ。毎日欠かせないね。」というものでした。「丘を越えて」をはじめとした歌謡曲を非常にのびやかに歌い上げる藤山氏がそんな愛煙家だったとは知らず、くろねこも驚いたのをよく覚えています。そして藤山氏もまた亡くなったのが82歳とご長寿でした。

反対に、くろねこの祖父はタバコ好きが原因で肺がんにより75歳で亡くなりました。両親の話では、最後は呼吸ができずにベッドで飛び上がってもだえ苦しんでいたそうです。それを見た愛煙家の親戚は、これを機に全くタバコを吸わなくなりました。

チャーチル首相や藤山一郎氏は例外的な存在だったのかもしれません。確かにタバコの発がん性がわかったのは、第二次世界大戦後でまだ最近の事です。今でこそ電車や、バス、駅構内などが全面禁煙になっていますがそれもこの15年くらいのことです。そうした経緯を経て「タバコが身体に良くない」ということを今ではほとんどの方が理解しています。

「喫煙とメンタルヘルス(後編)」では、タバコの精神的影響について触れてまいります。

(後編はこちら)

   
参考文献

うつ病の人はタバコをやめた方がいいのか?喫煙と精神状態の関係~せせらぎメンタルクリニック
http://seseragi-mentalclinic.com

くろねこ

くろねこ

40代男性、気分障害(うつ病)現在就職活動を行っています。
今利用している就労移行支援機関の前に、別の就労移行支援機関を利用していました。
支援機関によって異なった点があって、自分の考えているような展開にならないこともあります。
自分のできることは何か、それを実現するにはどうしたら良いかを模索しています。

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