潜入レポート!障害者合同企業面談会~サーナ就職フェスタ in 大阪(後編)
仕事出典:https://www.photo-ac.com
「障害者合同企業面談会 サーナ就職フェスタ in 大阪(前編)」に続き、今回は後編として企業との面談、そして障害者採用の面接でよく聞かれる質問をまとめてお伝えしたいと思います。
いよいよ面談へ!
履歴書の用意ができたところで、いよいよ企業人事担当者と面談してみましょう。企業さんによって待ち時間が長いところ、すぐに面談してくださるところ、様々です。また、時間帯によっても、新卒か中途かによっても待ち時間は変わってきます。
緊張の筆者は、とある会社さんのブースに座らせていただきました。企業情報、社風、障害者雇用実績、募集されている職務内容について説明を受けました。その後、履歴書と職務経歴書を見ていただき、様々な質問を受けました。
面接って何を聞かれるの?
会社はそれぞれ求めている人材が違います。よって聞かれる質問、その正しい回答は絶対こうだ、というものはありません。ただ、一般の面接と違い、障害については必ずといっていいほど聞かれますので、代表例を5例ご紹介したいと思います。
障害内容を詳しく教えてください
障害名って意外と伝わらないことも多いです。いったいどのような障害なのか、具体的に伝わりやすい言葉で症状を説明しましょう。
発症の経緯をご説明ください
いつ頃、どんなことがあって病院に行ったのか、その後どのような治療を受けて今に至ったのか伝えましょう。
あなたのストレス耐性はどのぐらいですか?
障害者は健常者よりストレスをため込み易いっていうイメージが強いようです。ご自分のストレス耐性を例を交えつつ伝えてみましょう。
ストレス解消で行っていることはありますか?
会社は社員自身の体調管理に敏感です。どんなことでストレスを溜め込まず、気分転換しているのか答えましょう。
必要な配慮は何ですか?
これは絶対聞かれる質問です。医師やカウンセラーから言われていること、実習や職場体験先の担当者から指摘していただいたこと、支援機関のスタッフの意見などを参考にまとめてみましょう。
参加して良かった!
直接企業の人事担当者と話ができる機会って合同面談会だけではなく、説明会、面接会、いろいろな形態があります。是非地域の開催情報をホームページで検索してみたり、ハローワークや支援機関さんに聞いてみたりしてくださいね。
M.K.にとっては初めて参加した障害者合同企業面談会でしたが、会社の顔である人事担当者さんから会社の雰囲気が伝わったり、自己理解が進んでいないことがわかったり、これから就活を進めるうえで大変貴重な勉強になりました。
合同面談会や合同面接会にて採用に繋がる方も多数いらっしゃいます。
実際に応募したい会社がある方だけではなく、どんな会社で何をしたいのかまだわからないわからない方、応募書類を送るだけではなく直接企業の方とお話して就活の幅を広げてみませんか?
参考文献
アットジーピー 転職・就職ノウハウ 面接試験対策
https://www.atgp.jp/
ストレス耐性とは?弱い人 強い人の共通点は?
http://xn--k9j703lrer.com/