障害や病気の悩みを解消するには
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今回は「どうしたら悩みを解消することができるのか」というテーマを考えていきます。私は広汎性発達障害と診断を受け、現在は就労移行支援事務所へ通所し、訓練や就職活動をしています。私はオープン就労で働きたいと思っていますので企業の方に配慮を聞いていただくことができます。企業の方に配慮をしてもらうことが可能ですが、自分ができる対処というのも考える必要があります。この「配慮」と「対処」というのは、就労以外での人間関係でも考えないといけないのではないでしょうか。では今から「配慮」と「対処」について説明していきます。
配慮してもらうとは
一般的には、「心遣い」や「気配り」という意味なのですが、就労では「自分の障害の特性上、困難なことを上司や同僚にサポートしてほしいこと」のように解釈していただくと良いです。
例)一度にいくつもの指示を出されるとパニックになってしまうので一つずつ指示してほしい。
例)勤務時間が10時間を過ぎると、心身の疲れがとれないので8時間勤務にしてほしい。
このように配慮を求めることは、働き続ける上でとても大事なことです。
対処するとは
対処するとはある事柄に対して自分のできる範囲で処置をとることです。
例)パソコンが苦手だけど、必要最低限のスキルは身につけよう!
例)仕事の習得スピードが遅いので、教わったことはキチンとメモをして復習しよう!
このように、自分がどうしたら問題を解決できるのか。と考え、そして行動をとることが大切です。
このような時はどう悩みを解決するのか考えてみましょう
◎お題⇒ダイエットしたいんだけど、どうしていいかわからない、、、。
・配慮と対策を3つずつ考えましょう。
配慮 対処
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例)
・トレーニング指導を受ける ・ネットでダイエットについて調べる
・ダイエットの本を買ってきてもらう ・フィットネスジムに通う
・食事の栄養管理をしてもらう ・食事制限をする
悩みを抱えている時こそ、周りの人に配慮してもらうこと、そして自分が何をすべきかを考えることで解決への一歩が踏み出せるでしょう。頭で考えてイマイチよくわからない時は、「今、自分が悩んでる事」をノートに書き出し、また「配慮してほしいこと」と「その悩みに対して自分ができること」も書き出してみると頭の中が整理され、すべきことが取り組みやすくなります。