HSPで良かったと思うこと〜HSPと、ともに。<vol.5>
HSPと、ともに。vol.5 <毎月1日連載>
「HSPとは?〜HSPと、ともに。vol.1」はこちら
「ストレスがたまりやすいやすいのは、境界線が薄いから〜HSPと、ともに。vol.2」はこちら
「つらい気持ちと向き合う〜HSPと、ともに。vol.3」はこちら
「日々困ること〜HSPと、ともに。vol.4」はこちら
日々、困ることの方が多い、敏感で繊細な体質のHSPですが、たまに良かったと思うことがあります。人の気持ちに敏感なため、いじめをしたり、だましたり、人の嫌がることをしないというところです。
人の不幸を喜べないので、HSPは良心的な人が多いと言われています。たとえば、困っている人がいると、どうしたら快適になるかすぐに分かったりします。それから、仕事は遅いのですが、とても丁寧でキチンとしたいと思うので、間違いは少ないです。
また、感受性が豊かなので、繊細で美しい音楽や絵や場所が好きなところは、良かったなと思います。クラシック音楽で癒されたり、自然や、景色が美しい場所に行くと、とても元気になります。動物や植物の気持ちが分かるタイプのHSPの人もいるのですが、飼い犬が病気になった時は、どのようにしたら元気になるのかが分かりやすいので、看病ができます。
私がHSPで良かったと一番に思ったことがこれです。老犬の飼い犬が病気で寝たきりになった時、どうしたら食事をしてくれるか、どうしたら歩けるようになるか自分で考えて、飼い犬がどんどん元気になって歩いて、長い散歩が出来るようになるまでに回復した時は、本当にうれしかったです。獣医さんも、とてもびっくりされていました。
普段は困ることが多いHSPの性質ですが、ピンチの時は力を発揮できることもあるので、良いところを伸ばしていって、普段のストレスを少なくできるように見つめていきたいと思います。
発達障害