横から目線について
暮らしはじめに
こんにちは。SHOです。
最近特に寒くなり、体調を崩しやすい時期になっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて今回は「横から目線」について書いていこうと思います。
「上から目線」という言葉を聞く機会はあるかもしれませんが、「横から目線」という言葉は、日常生活ではあまり使われないかもしれないです。
というのも、横から目線というのは何かの専門用語ではなく、ただ「上から目線」という言葉から派生したものだと考えられるからです。
ただあまり意識されていないであろうこの「横から目線」はとても大切な姿勢であり、人とのコミュニケーションにおいて重要だと私は考えています。
「上」から目線
まずは、上から目線について考えていきたいと思います。
上から目線という言葉を聞いた時、皆さんはどのようなイメージを抱きますか?
少なくとも私は、この言葉にあまり良いイメージはありません。なぜならこの言葉が使われるところを考えた時、大抵は愚痴での場面だったり、反省すべき話し合いの中だったりするからです。
そのようなことからも、上から目線というのは「良くない姿勢」ではないかと感じています。
この上から目線とは、文字通り、自分の立場を上として、また相手の方が立場が低いものとして扱い、接したり、発言したりすることだと私は考えています。
実際に自身の方が立場が上だとしても、そのような姿勢で話をされる相手はどのように感じるでしょうか?
「横」から目線
さて「横から目線」で検索をしてみると、育児や恋愛、そして仕事についてまで、「人(または子ども)とはこう接するべきだ」と書かれたサイトが目につきます。
それらにおいても、上から目線と比較して書かれているケースがいくつかありました。
では、横から目線とは何でしょうか。
横から目線とは、相手の立場や特徴を考慮し、相手の視点と同じ目線になろうとする姿勢だと私は考えています。
上から目線だと、ただ自分が言いたいことを言うだけになりがちです。
しかし横から目線であれば、『こう言えば相手はこう思うだろうから、まずは話をこう聞いてみよう』などと自然と相手を思いやったやりとりに繋がると思います。
少なくとも、私たちが誰かと話をしてみて、「こう話をしてくれた方が嬉しい」と思うことを、相手にしてみようとすることが横から目線になるということではないでしょうか。
また某心理学曰く、褒めようとするのではなく、感謝をする姿勢こそが相手の成長に繋がり、すなわちそれは「横から勇気付ける」という行為に繋がるのだそうです。
おわりに
最後に「障害」に絡めてこの話を終わらせたいと思います。
このコラムを見てくださっている方々は、私が今このコラムを障害者ドットコムさんで書かせていただいているということもあり、何かしら「障害」について関心がある方が多いと思います。
私たちの社会では、障害という境によって立場の高低差ができることがあるかもしれません。
しかし自分がどういう立場であろうと、相手を思いやり、相手の立場を理解した上でコミュニケーションを行う姿勢は、いつまでも忘れず、大切にしていきたいですね。
お読みいただきありがとうございました。
次回もまたお読みくださると嬉しいです!では、また。