SNSでうつに?SNS疲れと適切なSNSの使い方
暮らしSNS疲れとは?
みなさんは、SNSを利用していますでしょうか。ここ数年で世界的にあっという間に普及して行ったツールで、若い人の間だけでなく、ビジネスの場でも必須のものとなりました。
SNSの最大の魅力は、すさまじい情報拡散力、遠方の人と手軽にコミュニケーションができるところですね。
もちろん複数人でコミュニケーションをとることもでき、一度に様々な情報をやり取りする事が出来きます。
しかし、このSNSによって「疲れ」を感じている人も一定数いるのです。
近年、ひっそりと問題視されているのが「SNS疲れ」というもの。このワードからしてだいたいピンと来る人もいるのではないでしょうか。
SNSの疲れの原因とはなんなのか。たとえば…。
「返信に神経質になる」
「誰かの幸せそうな投稿が妬ましい」
「知人の愚痴をみるのが嫌だ」
「いいねの数に神経質になる」
「誰かのいいねに神経質になる」
「知らない人に批判・暴言を書かれた」
「好きなものを別の人にけ貶された」
「通知がうるさい」
…といったトラブルから「疲れ」に繋がる人が最近増えているように思います。
そうして疲れから転じて「うつ・イライラ」になることも。
ちなみにSNS疲れは特に女性に多いとされています。一説によると、男性より女性の方が周りに対する共感を求めやすいらしいからSNSで神経質になりやすいとのことです。
では、このSNSとはどう付き合っていけばいいのか?
今回の記事では、適切なSNSの使い方とSNSに対する考え方を紹介していきたいと思います。
SNSから身を守る
SNSを利用する人は世界で数億人単位でいるという統計が出ています。Instagramでは利用者数8億人を突破しているという情報もありました。
これだけたくさんの人が利用しているのであれば、当然「変な人」も「価値観が違う人」もいます。
もし、SNSでうつ・イライラすることがあれば、広い目で見て「そりゃこんな人もいるよね」と、客観的に認識する必要があります。
SNSで調子が悪くなったら、一度スマホを閉じ、私生活を充実させることに専念することも肝要。
具体的な方法として、私生活で出来る趣味をみつける、SNSを見る時間を決める、リアルの人間関係を第一に考えるなどといったことです。
【趣味をみつける】
植物育成でもペットでも、アウトドアでもスポーツでもなんでもいいので、リアルでする趣味をみつけてください。
SNSをやっているときの脳内って、視野がとても狭い状態になっています。
SNSは世界の主役ではありません。主役は現実世界ですから。
ならその現実世界を充実させたほうが人生ずっと楽に生きていけます。
【なんとなくSNSは厳禁】
なにもすることがない、ということで「なんとなく」SNSを見ていませんか?
そして、自分にとって不都合な書き込みをみつけて一人で落ち込んでいませんか?
でもついついSNSをみちゃう。この状態は非常によろしくないです。
この現状は体に毒であることを意識しましょう。
そして、SNSとは適切な距離を保って利用した方がいいです。
【リアルの人間関係を第一に】
誰が誰に「いいね」をしたとか、自分の「いいね」の数が少ないとか、知らない人に悪口を書かれたとかよりも、優先して欲しいのが現実世界の人間関係。
現実の人間関係そっちのけでSNSに没頭するのは、私生活を悪い方向にもっていきかねません。
ヘタすると周りから「携帯いじってばっかの人」と評され、印象が悪くなることも。
SNSで知り合って、リアルの友人になる…ということも否定しませんが、まずは今ある人間関係を大事にした方がいいと思います。
SNSを利用するための考え方
では、今度は考え方です。
SNSで嫌な思いをしたときに、一度以下のことを意識して冷静になって欲しいと思います。
【広い目・長い目でみる】
何度も言いますが、SNSではあなたにとっての「嫌な人」は山ほどいます。もし、何か批判・暴言を吐かれたとしても、そういう人って現実世界においてほんの一握りの人種なんです。
そして、こんな嫌な出来事もほぼ確実にいつか忘れます。
大事なのは「広い目・長い目」で出来事をみることです。
【SNSだけがあなたの世界ではない】
あなたにとっての世界がSNSワールドにうつってしまうと、実生活に支障をきたしかねません。SNSで跋扈している「意見・価値観」というのは、あくまでその人がもっているだけのもの。なので、否定的な意見をみかけたからといって、それがすべてではないことを常に認識するのです。
難しいなら、SNSから「物理的」に一度離れてみてください。スマホを触る時間を減らすのです。そうすると、脳みそはSNSから現実世界になじみます。
SNSでの出来事がどれだけ些末事なのかを知りましょう。
まとめ
SNSについていくつか説明しましたが、どうでしたか。
ここまでSNSに対して否定的なことばかり書いていますが、SNSはとても素晴らしい発明だと思っています。素早い情報伝達が時に人を救う事もあります。
しかし時に、悩みの種になることも珍しくありません。まさに諸刃の剣ですね。
私も今までSNSのせいで悩みましたが、以下の教訓を得ました。
●調子の悪い人はとにかくSNSから離れる事。
●個人を特定できるような投稿はしない。
●他人の意見はそれ以上でも以下でもない。
みなさんももしSNSで落ち込んだりすることがあれば、この記事を見返してみてください。
参考文献
SNS疲れは女性に多いことが判明!その理由とは?
https://my-closet.jp
【2018年6月更新】人気SNSの国内&世界のユーザー数まとめ
https://blog.comnico.jp