統合失調症を患う私が共感したポジティブなことわざ5選
暮らし名言や格言、ことわざなどは、時々目にするとなるほどと共感することがあります。今回はインターネット上で見つけたポジティブなことわざの中から、私の感想も交えて5つ紹介したいと思います。一読していただいた時に、何か新たな発見があれば幸いです。
良い花は後から
先に咲き始める花より、後から咲く花の方が美しいという意味です。先走るものはたいしたものではなく、優れたものは後から現れるということです。類義語は大器晩成。その場限りで取り繕うのではなく、じっくりと腰を据えて取り組むことがより良い結果を招くということなのかな、と解釈しました。なかなか一つのことに対してコツコツと努力できない私にとっては見習うべき教訓だなとも思いました。しかしポジティブに考えれば、すぐに結果が出なくても焦る必要はないとも解釈できるので、小さな努力でもそれは良い方向へ向かっていく大切な1歩とも考えられます。
蟻の思いも天に届く
蟻のように弱小なものでも、一生懸命努力し願えば希望を叶えられるということの例え。希望を叶えるまでの過程では苦しい思いもするが、それはやがて報われると解釈できます。弱小のものの例えが蟻なところが単純に面白いなとも思いました。イメージしやすいです。私も障害を抱え、マイナスからのスタートだとしても、現在は就労を目指して努力している最中です。就職活動中に、辛いことがあったり、嫌になったりしたときに思い出したいことわざの一つだなと思いました。
雲の上はいつも晴れ
曇り空の上にはいつでも青空が広がっています。今は曇り空でも、いつかは青空に辿りつく、今は辛くても明るい未来が待っているということです。明けない夜はない、と類義語と言えるかもしれません。飛行機に乗っていると、空の上で確かに地上から見ると雲に覆われていたはずの空の、その雲の上まで飛び出すことがありますよね。その時の景色をイメージすると、私は何となくのびのびとした気持ちになります。このイメージを持っていると、例えば月曜日に新しい1週間がまた始まると思うと憂鬱、だけど金曜日まで頑張れば必ずお休みがやってくると前向きに1週間頑張れるかもしれません。
案ずるより生むが易し
物事はあれこれ考え込むより、実際に行動してみると案外たやすいものだ、という意味です。考え方としては、思い立ったが吉日に少し近い部分があるかもしれません。私の場合、この教訓を納得できるような経験は何度もしてきましたが、未だに改めて復習したい教訓でもあります。人間は考え過ぎると面倒くさいという思考に至ってしまい、ついには行動に移せなくなってしまうそうなので、面倒くさいと思う前にまず行動に移したいものです。
腹八分に医者いらず
お腹一杯に食べるよりも、食べるのは腹八分目までにするのが健康には良いという意味です。暴飲暴食を戒めていうことわざです。食べるのが好きな私にとって、この「医者いらず」とまで言われると、本当に食べるのを控えなければと納得させられてしまいます。楽しく、美味しく、バランス良く、そして腹八分目の食事を心掛けたいものです。
こういったことわざは、自分では思いつかなかったような印象的な言葉で教訓が表現されていて面白いなと思います。インターネットや本で、自分の現状や性格に合った言葉に出会えると、よりポジティブな考え方のできる手助けの一つになるかもしれません。