生きる!生きる!心の叫び

「変らぬモットー」生きる!生きる!心の叫び vol.2

『生きる!生きる!心の叫び 』vol.2 <毎月30日連載(2月は28日)>

人の事は悪く言わないように心がけている。
「自分がやられて嫌な事は決して人にしてはいけない」というモットーが根底にある。
ずっと自分の中でこだわり貫いてきたことだ。
人は、その人の事を何も分かってない状態でも、
表面上の出来事だけで何かを決めつけてしまいがちだ。
この心がけとモットー。
その昔、息子たちにも伝えた。
今は私のかけがえのない人たちにも伝えている。
はたして伝わっているのかは不明なのだが。

小脳、私の運動神経系はどんどんダメになっている。
でも2019年も水泳を続ける。
そして考える事が可能な大脳の働きは変わらない。
仲間、新たな出会い、沢山の繋がりは変えたくない。
例え病状が進行しても、仲間と会える時間が減ったとしても、
「人として」、佐久間勇人自身は何にも変わっていない。
不変なもの。無くしてはいけない事だし、無くさない。

2/12だった。
競泳の池江選手が「白血病」を公表した。
相当の勇気がいったと思う。
「乗り越えられない壁はない」と自分自身をポジテイブにもっていってる。
弱冠18歳なのに、とてつもない精神力だ。
多くの人が応援し、骨髄バナーも相当増大している。
様々な所から「励まし」の声が上がっている。
そういうのとても力になるんだよなぁ。
よし俺も影響力が欲しい。
後は運と自分次第。みんな待っているよ。

たくさんの声援は、その人を支える。
でもそれが人を追い込んでしまう場合もある。
難しいが、これは心意気なのかもしれない。
望んでいる人がいれば、見つけて声援を送るようにしよう。。

病気は人を選ばない。そう考えると誰でもなりうる可能性があるし、ならないという確信もない。
どんな対策、思いを抱いていればいいのか?
なる前は想像もつかない。
でも病気になってしまうと、
考えても考えても決して答えは出ず、最後は不安しか残らない。
いつだれがどうなるかなんてわからない。
だからこそ、「今出来る事を精一杯後悔しないように生きる」事がどれだけ大事で大切な事かわかる。

私は毎日、風呂に入る。
かなり出入りすることが命懸けで大変な作業だから、自分の身体チェックなんかはするゆとりなんてなかった。
先日、ふと自分自身の足をみたら、
「なんじゃこりゃ」って叫びたくなるほど、足の筋肉は落ち細く小さくなっているじゃないか!!
当然だよな。車椅子に変えてから足なんて全く動かしてない。
でも、この筋肉の細さで足を動かしてって逆にすごい。
と開き直り?いなおり?どっちでもいいけど。
しかし、足を動かす事も出来なくなるのは時間の問題だな、と思うほどの筋力低下。
でも車いすに乗ることは、これは自分で決めた事でもあるから納得はしている。
ここまで細くなっているとは、ビックリしだけれど。

だからこそ、今を生きる時なのかもしれない。
良かった時も悪かった時も過去には絶対に戻れない。
何度でも言う。言い聞かせる。
自分は自分なんだ。
どんな状況になっても何年たっても自分は自分。
そんな自分が悲しく、やりきれないのかもしれない。
強がっているのかもしれない。
でもこれは、避けられない目の前にある現実だ。
この現実の中で解決策のない中で生き抜いていかないといけない。

毎年、誕生日の月がやってくる。
嬉しくもあるが、同じ月に家庭も崩壊した。
家庭を崩したのは自分のせいだ。
大事な人たちを裏切ってしまった。
モットーの大事さ、自分が一番守ってなかった。その意味は日に日に増してくる。
圧し掛かってきているともいえる。でも、今は決してぶれてはいけない。
今こんなことをつぶやいている私には、説得力はないのはわかっている。
しかし、私の存在意義を模索するためには、自分の生きざまを示し、どこかに書き残していくしかない。

ハンデを持っているとネガテイブになる。
そのネガテイブをポジテイブに変えることにした。
共に生きるということの本質を見抜いていかなければいけない。
自信もって生きていかなくてはいけない。

池江選手の様に強く、影響力のある人間になりたい。そんな生き方にあこがれる。
自分自身、何か価値感を産み出したいのかな。

2月の誕生日。
餃子数が昨年よりも一つ増えた。歳の数だけの餃子。
かけがえのない仲間が祝ってくれる。
「ありがたい」
落ち気味の自分の心をポジテイブに戻してくれる。
「ありがとう」
やはり楽しい月にしないとね。

この瞬間の大切な大事な気持ちを、俺は一生忘れない。

佐久間 勇人 Powered by スマイリーエッジ

佐久間 勇人 Powered by スマイリーエッジ

2010年、小脳が萎縮し、伝達神経系が徐々に破壊されていく神経難病脊髄小脳変性症であることを知りました。そこから今日までは沢山の経験・後悔がありました。人と出会い、生まれた笑顔、そのありがたみを人一倍感じとり、今まで気が付かなかったようなことを学べてきたような気がします。ハンデがある。でも、それは「個性」でもある。そう思うようになった時、生き方がかわりました。そして、障がい者水泳というスポーツに出会うことが出来たのです。目標を持ち、チャレンジし、全国障害者スポーツ大会(2015わかやま大会・2016いわて大会)においては新記録を樹立しました。まだまだやりたい。まだまだチャレンジしたい。継続していくことに最大の意義があると思います。何もしないで、後悔するのではなく、「いま」できることを思いっきりやりたい。限りある時間の中で出会うべくして出会えた“こと”。体験の中で見つけた思いをお伝えしています。

人気記事

施設検索履歴を開く

最近見た施設

閲覧履歴がありません。

TOP