発達障害者あるある?~よく出くわす理不尽な言葉たち

発達障害
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発達障害者は目に見えない障害を抱えているので、健常者より理不尽と感じる叱責が多いのではないでしょうか。今回は、私が今まで言われた回数の多かったお叱りや皮肉について、自分が感じたことを述べていきたいと思います。理不尽な言葉に落ち込んだ時などに「あるある~。」と共感、または笑い飛ばしていただくためのものと思って気楽にお読みください。

よくありました、こんなやりとり

「どうしてこんなことをした!」→「言い訳するな!」 「どうしてこんなことをした!」や「どうしてわからないんだ!」という言葉は、大抵「おお、神よ!」のような嘆きや憤りを表す感嘆詞であって、理由や経緯を問うものではありません。説明しようとすると高確率で「言い訳(口答え)するな!」と第二波がとんできます。反対に「話してごらん。」と続く場合は説明を求められています。とはいえ話したところで思考回路の違いから納得してもらえず、むしろ溝が深まることもあります。相手に障害への理解が無い場合は、ひたすら謝罪する方が却って速く収まりました。 「自分で考えてやれ!」→「やる前に何故聞かなかった?」 これは一般的な社会人あるあるとも言えますが、特にズレた解釈や行動をしやすい発達障害者の方々は言われる回数がもっと多いのではないでしょうか。私はこういうことを言ってくる方には、まず自分の考えを述べてズレがないか確認してから行動に移すようにしています。それでも「何でも他人に聞くな!」などと言われてしまったら、別の人に聞くか、一度聞きに行ったので「やる前に聞け」という文句は聞き流します。 「自分で考えてやれ!」→「何故もっと早く聞きに来なかった?」 これも非常に言われることが多いのではないでしょうか。自分で考えてやれ、と言われた時点で、聞きに行ってはならない、という考えになってしまいますよね。この言葉についてある上司から「5分考えてわからなかったら聞け。その方が無駄な時間が省けて助かる。」というアドバイスを受けたことがあります。それ以来いくら考えてもわからないことは5分経ったら聞くことにしています。聞くまでの経過時間は、作業内容や上司の性質も関係すると思うので、経験や上司の言葉から判断した方が良いでしょう。大抵は30分以内には聞いた方が良いと思います。 「もっと考えて作業しろ」「ちゃんと考えてから聞きに来い」 一生懸命考えた結果ですが何か?考えてもわからないから聞きにきたんです。上記のことを思い出し、気にせずちゃんと聞きに行ってから作業に移るようにしています。

こそあど言葉はやめてほしい

「“あっち“でどこを指しているのかわからないのか?」 はい、わかりません。「水着のお姉さんが描かれた看板の左にある椅子」など、具体的に目印になるものを使って指示してください。できれば「横」や「手前・奥」ではなく、「看板から10時の方向」のようにより具体的な言い方を示して頂く方がありがたいです。 「指で指しているのに“あっち”がわからないのか?ちゃんと指の方向を見ろ!」 はい、わかりません。指を見てもその先の何に注目すればいいかわかりません。もしくはその先で行うことの方に気を取られて指自体目に入ってません。

世間の風は冷たい…

「障害は個性だ、よって配慮を求めるのは甘えだ。」 個性なら苦手な事があってもよいじゃないですか(「障害だからどうしようもない。」と、何もしないまま開き直るのはいけませんが…)。 「悩みがなさそうで羨ましい」 表情に出さないだけで悩みは海よりも深かったりします。むしろ日常生活を送るだけで悩みが出てくるので、言ってきた方より多いかもしれません。どうせなら毎日楽しそうに生きているね、とか言ってくれれば良いのに。 「お前の頑張りは頑張っているフリだ」 悔しいですよね、私はこれを言われた時涙をこらえるのに必死でした。普通にできて当たり前のことができないから障害者。本人なりに頑張っても健常者にとっては、当たり前のことができるようになったとしか映らないので、こう言われることがよくあります。自分だけでも自分の頑張りを認めてあげてください。

番外編: そんな無茶な

上司に叱られている時に「なにヘラヘラ笑ってんだ!」と言われたことがあります。どうやら無意識に愛想笑いをしていたようです。ならば、と今度は申し訳なさそうにしぶーい顔でお説教を拝聴したところ「そんなに俺が嫌か!」と言われました。どうしろと…?

まとめ

いかがだったでしょうか。これを読んで少しでも気が楽になった、という方がいらっしゃれば幸いです。念のため申し上げておきますと、この記事は開き直れ、と主張したいのではありません。私とて叱られれば反省しますし、指摘されたことへの対処を考えます。しかしよく言われる、ということはそれだけ対処が難しいということでもあります。その中でも今回は「どう対処しろと?」と悩みがちなものをご紹介しました。あまり自分を責めすぎていては、対処できるようになる前に心が壊れてしまいます。反省も大切ですが、理不尽なお説教は気にせず笑い飛ばすことも時には必要だと思います。

吉田 猿好

吉田 猿好

20代。幼少期にアスペルガー症候群と診断される。一般就労するも苦手のオンパレードで2年足らずで退職する。現在は就労移行支援事業所にて自分の”強み”を見つけるべく通所している。模型と空想が大好きなので、いつか自分の行ってみたい世界をミニチュアで再現することが目標にしている。

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