発達障害である僕の経験談~大学生活から就労移行支援事業所に通うまで

発達障害

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初めまして、hawk0448です。今回はコラム初作成ということで、まずは自分の障害とそれにまつわるエピソードを書かさせていただきす。私事ですが、障害について考える上で何かのお役に立てたら幸いです。

大学生活編

学生の頃、1年生から2年生まで勉強だけをしてきました。4年生にもなると研究室に入り、就活も始めましたが、自分に自信が持てず就職部の先生に厳しく指導されてそのことが辛く、5月ごろから引きこもり始めました。

その年の12月ごろに、「一度、心療内科に行ってみないか」と親に言われ行ってみました。その時に初めて「障害を持っている」と言われました。しかし、特に驚きはありませんでした。なぜなら、小さい頃から人に話しかけるのが苦手だった僕にとっては、それが障害だったのだとすんなりと受け入れることができからです。

しばらくして、1から3年の頃にお世話になった先生に「一度大学に来てみないか」と勧められました。しかし大学に入るのが怖かったので、大学近くの神社で会うことにしてもらいました。大学1年から大学3年までの指導教官だった、その先生はとても話しやすく優しい先生でしたので、怖がることなく会うことができました。おかげで、「元気にはしている」と伝えることができました。もちろん先生に自分の障害について話しました。先生は話を理解してくれ、1週間後の同じ時間に大学内で会う機会を作ってくれました。学内ではその先生と、研究室での担当である今の指導教官と僕の3人だけで話をしました。2人ともとても優しく「とりあえず、今期では卒業できないので自宅でゆっくりして体調を整えて、次の年に卒業する目標で進めよう」と言ってくださいました。

その時、一緒に留年することになった友達が同じスマホゲームをやっていたりして、意外と話が合い、「その友達と会ってゲームすること」を目的にすることで、あんなに怖かった大学の研究室にも行くことができました。その友達にも自分の障害について話をしましたが、そんなことは気にせずいつも通りに振舞ってくれました。また。研究室の担当の先生は、難しくない課題を準備してくれたり、話をしやすい場所を準備したりしてくれました。卒業研究は友達にも手伝ってもらいながらも、目標通り通院初めてから翌年の12月には研究を終わらせました。発表もお世話になった2人の先生と友達の3人の前で発表する特別な状形にしてくださいました。

こうして、無ことに卒業することができたのです。

アルバイト編

大学を卒業してすぐアルバイトを始めました。ゲームセンターのアルバイトで、最初は清掃業務やメダルの補充など簡単な作業からでした。接客業務もあり、クレーム対応もありました。アルバイト先には「社会経験が無いから勉強したい」と伝えていただけで、コミュニケーションが苦手とは伝えていなかったので苦労しました。しかし、真面目に仕事をこなしていくうちに、後輩もできました。後輩にはわかりやすく、丁寧に仕事の仕方を教えていました。気が付けば、先輩からも後輩からも妙に慕われるムードメーカー的な立ち位置になってました。

アルバイトを始めて1年が過ぎたころ「UFOキャッチャーの景品のギミックを作ってほしい」と店長に頼まれました。この時、僕の才能が、花開きました。YouTubeなどで、さまざまなUFOキャッチャーのギミックをみてきた僕は、お店には無いギミックをどんどん取り入れてました。最終的には自分オリジナルのギミックを作り出すことにも成功しました。そのオリジナルギミックの売り上げがかなりよく、ゲームセンターでは異例の3ヶ月もの間、そのまま使われるという快挙を成し遂げました。

アルバイトを初めて2年目が経とうとしていたある日。「僕はこのままアルバイトでいいのだろうか」と思い、障害と就活についていろいろ調べました。そこで就労移行支援事業所というものを見つけました。当時、僕は「発達障害を持っているよ」と心療内科の先生に言われていましたが、僕自身は発達障害についてよく知りませんでした。そこで、発達障害に特化している事業所に行ってみることにしました。体験通所してみて、自分を素直に出すことができる場所だなと感じ、ぜひ通ってみたいと思いました。しかし、労移行支援事業所に通うには、「現在は仕事をしていない」という条件がありました。

やめる際に送別会を行ってくれたりとアルバイト先に感謝ばかりです。職場の人に惜しまれながらもアルバイトを辞め、就労移行支援事業所に通い始めました。

就労移行支援事業所編

自分をよく知ってもらうため、通所を始めてすぐに自分の個性を出すようにしました。まずは自分がどんな人なのか、それからゲームが好きなこと、PC操作が好きなこと、ゲームは特にポケモンが好きなこと、などいろいろと話していきました。

しばらくして、担当の支援員から発達障害について少しずつ教えてもらいました。ここから僕の発達障害との向き合いが始まったのです。

自分の大学生活から就労移行支援事業所に通うまでを、まとめてみました。少し振り返っただけでもたくさんのことを経験しているなと思いました。これからも自分の発達障害の理解を進めて、就職へと頑張っていきたいです

hawk0448

hawk0448

hawk0448といいます。発達障害の自閉症スペクトラムという障害を持っています。障害を持っていてもあまり気にせずゲームをよくやっています。ゲームは楽しく(理想)のんびりをモットーにしてます。そしてそのゲームが僕にいろんなつながりをもたらしてくれました。障害持ちの1ゲームプレイヤーですがよろしくお願いします。

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