「真の多様性」は、「支払い方法」から学べ!

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「多様性を叫ぶ人ほど、多様性を認めていない」と、時々叫ばれることがあります。「マイノリティがマジョリティと同じメインストリームに上がること」ではなく「マイノリティがマジョリティを蹴落とすこと」を求めていては、そう言われるのも無理からぬことでしょう。既得権益の収奪を目標とするのは、「虐げる側」に立ちたがるサディズムに過ぎません。

では真の多様性とは何なのかといいますと、「支払い方法」にヒントがあるのではないかと考えます。脳神経の多様性を「ニューロダイバーシティ」と呼ぶのに倣い、支払い・決済の多様性を「ペイイング・ダイバーシティ」とここでは呼びましょうか。

例えば、ネット通販の最大手Amazonでは「クレジットカード決済」のほか、Amazonギフト券で予めチャージしたり、配達員に直接代金を手渡したり、コンビニで決済したりと、多様な支払い方法が存在します。私みたいな「管理するものを増やしたくないからクレジットカードは作らない」という人間には、現金で決済できる方法は非常に助かります。

しかし、最近のAmazonでは直接払いやコンビニ決済の使えないケースが増えており、可能な限り現金で決済したい人にとっては支払いの多様性が狭められています。

そこで仮に、直接現金での支払いやコンビニ決済の出来る条件が緩められるなどの措置が取られたとすれば、支払いの多様性は保障されますよね。支払いの多様性を求めるのであれば、キャッシュ決済の出来る条件を幅広くとってもらえば良い筈です。ところが、クレジット払いなど他の決済を否定しだすとややこしくなり、激しい反発を招きます。

多様性とは、「存在していい」の閾値・領域を広げることであり、他の層を閾値の外へ追い出すことではありません。ましてや、特別扱いを求めたり人権保護の名のもとに勝手を通したり、別のマイノリティを攻撃したりするなど論外です。日々ポジショントークに明け暮れている人々には猛省してもらいたいですね。

ただ、支払いの多様性は狭くてもなんとかなっている側面があります。私が見た中では、顧客管理をスリムにして人件費を抑えて低価格でサービス提供するために、クレジットカードしか認めていない光回線サービスがありました。この辺りは有形たる“生物”と、無形たる“概念”の明らかな違いでしょう。

遥けき博愛の郷

遥けき博愛の郷

大学4年の時に就活うつとなり、紆余曲折を経て自閉症スペクトラムと診断される。書く話題のきっかけは大体Twitterというぐらいのツイ廃。最近の悩みはデレステのLv26譜面から詰まっていること。

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