発達障害診断後に乗り越えられない人間関係を克服した有効な方法~現在編

発達障害

出典:https://unsplash.com

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過去編で、「同じ年齢の同性と自分が同じことが出来ないと激しく落ち込む傾向」と書きました。よく思い起こしてみると昔も今も「年齢が同じで性別も同じなら自分は相手と同じことが出来るべきだ」と考える、すべき思考とよばれる思考傾向が私にはあったことを思い出しました。この考え方は、自分を苦しめる思考の代表的なものの1つであるとストレスマネジメントの研修を受けることで知りました。研修で思考に修正をかける方法を学びましたので、過去編の内容を土台にして修正方法をお伝えします。

思考のクセを修正する方法

まず、「年齢も同じ、性別も同じなら相手と同じことができるといいよね」と自分の思いをまず肯定し、肯定した文言を紙に書きます。その後に「たしかにそう出来るといいけど出来ないこともあるよね」と客観的、現実的、事実を紙に書き出します。やることはたったこれだけです。「いやいやまてまて。そうはいってもやっぱり出来る方がいいよ!」と自分が思ったらそれも紙に書いた後に、「そうだね。やっぱり出来る方ががいいよね。」「でも、同じことが出来ないこともあるよね。」と修正内容を紙に書き出していきます。その後、例えば私なら「私は学校から離れた場所に住んでいて毎日の通学で40分歩いている」とか、「私は家の近所の子どもたちを集めて一緒に遊んであげることが出来る。」とか自分の「出来ること」「出来るようになった」ことを書き連ねていきます。やるのはたったこれだけです。すぐに修正ができない時は「○○するべきだ!」「○○するのをやめるべきだ」と自分が感じたことをメモに書いておいて後からゆっくりと時間を取って修正をかけて行く方法を取ることが出来ます。ストレスマネジメントや思考のクセを知る具体的な方法については、「ランチタイムにストレスマネジメント講座~2日目 思考のクセを知る(その1)~」(外部サイト)を参考になさってみてください。

実際にストレスマネジメントの手法で修正してみて

「あの父親、あの母親のいる自分は結婚など出来ない」、「相手が目線を合わせてくれなかった気がした場面があった」、「相手がヒソヒソ話をしていたように感じた場面があった」などの過去編に書いた思考にストレスマネジメント研修で学んだ内容を元にして修正をかけてみました。随分と過去に思考したことでしたが、修正をかけることで私はとても前向きになることが出来ました。過去に抱いた自動思考も修正出来れば良い効果がでる場合もあるようです。

私の今

過去編の時代から30年。あの日の私の予想に反して私自身は世界で一番好きな人に出会い、色々迷惑をかけつつも結婚し、出産して子どもを成人まで育て、今現在を楽しく生きています。また、今回この記事を書くことで、20年来避けてきた自分の実父の障害を開示することも出来ました。開示したことで起きる変化に全く不安がないと言えば嘘ですが、どんな思考が去来し、落ち込むことがあっても、落ち込みから立ち上がれる確信を私は掴んでいます。小学生の頃にこの修正方法を知りたかったですし、今、多くの人にこんな方法があるんだと知って欲しくて、今日私は言葉を発信しています。

kimitama

kimitama

2018年6月に発達障害との診断を受ける。大阪府下在住。結婚・出産・育児・死別などを経験。未来は希望だらけと信じて疑わない1976年生まれ。子供が成人年齢を迎えたことを機会に自分育て始めました。

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