佐久間勇人の2018年自由日記

「再び思う。一人じゃないんだ。気持ちとHUG」 佐久間勇人の2018年自由日記 vol.9

『佐久間勇人の2018年自由日記 』vol.9 <毎月30日連載>

平成30年8月25日(土)

友人が出演する歌の発表会へ向かった。それはゴスペル!!
この病気にならなければ100%出会う事のなかった友人。
歌を聞きに行くなど今まで全く興味がなかった。
なのに、歌を聴いて、音を感じて、演奏を観ているうちに自然と涙がこぼれ落ちていた。
なぜだろう?
もちろん曲も良かった。
でも何よりも好きな事を一生懸命にやっているその自然な姿に感動した。
なんだろう、前向きな姿に出会うと人は心を動かされる。
そういう事にハンデの有無は関係ないなと、歌っている姿から感じ取ることができた。

平成30年8月30日(木)

依頼を受けて1時間の講演をした。
人前で1時間も話をするなんて私にとっては未踏の領域で、話を展開するのが大変だった。
でもお陰で、どうしたら聞き手に伝えたい事を伝えられるか、改めて考えることが出来たと思う。
テーマは「パラ・スポーツ」。そこに対してこんな身体でどんな思いで取り組んでいるのか。
思い切り伝えた。
身体に障害が有ろうが無かろうが、決して一人では何にもできない事、周りにいる背中を押してくれる仲間の力・思いもあって前に進むことができる事、それをパラ・水泳で学んだって事を伝えたかった。
他の競技選手も同じ気持ちだと思う。
伝わったかな?

平成30年9月9日(日)

武蔵野の森総合スポーツプラザでの水泳大会。Jリーグ・FC東京の本拠地、味の素スタジアムがある所だ。
今回、私は50m自由形・100mメドレーリレー(第3泳者)・25mバタフライ・100mフリーリレー(第3泳者)に出場した。
特にリレーは楽しいし、燃える。一つの目標に向かい皆の思いが一つになる。サイコーな気分になる。
個人種目では信じられないくらいタイムが落ちた。
病気のせいにはしたくないが病気のせいなのだろう。悔しくてたまらない。
でもまだ自分では歳のせいにすることにする。
病気になっていなければこの歳までスポーツを続けていただろうか?
今の自分よりも早く泳げていただろうか?
そんな風にも時々思う。

平成30年9月10日(月)~平成30年12月16日(日)まで挑戦

「全国障害者スポーツ大会」今年は福井県で行われる。千葉県代表選手として選考された。
4年連続だ。当然、今年も狙うは金メダル。そしてもう一つ、大会新記録。
行ってきます。頑張ります。

そこで、皆様にご支援と拡散をお願いしたくお知らせがございます。
昨年、私の病気の患者会ではJAPANGIVING(クラウドファンデイング)でプロジェクト支援のお願いをしました。内容は神経難病SCD(脊髄小脳変性症)・MSA(多系統萎縮症)に対する社会的認識の向上、原因の究明と治療法の確立への支援でした。今年も同様のプロジェクトを同じ病気の仲間と共に挑戦中です。
ご支援頂いた資金は、先ず私たちの抱えている難病の知名度を上げて、認知度を広めていくための活動に使用させていただきます。また、国に対する陳情なども行います。それらの活動により、病気の原因究明に向けた研究活動及び治療法開発の活性化に繋げていけたらと考えています。
少しでも患者会の活動資金を集められるように、自分の頑張りをチャレンジとして下記サイトに掲載しております。

心のどこかに刻んで頂けるだけでも有難いです。是非ご覧ください。
https://japangiving.jp/fundraisings/33869

佐久間 勇人 Powered by スマイリーエッジ

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2010年、小脳が萎縮し、伝達神経系が徐々に破壊されていく神経難病脊髄小脳変性症であることを知りました。そこから今日までは沢山の経験・後悔がありました。人と出会い、生まれた笑顔、そのありがたみを人一倍感じとり、今まで気が付かなかったようなことを学べてきたような気がします。ハンデがある。でも、それは「個性」でもある。そう思うようになった時、生き方がかわりました。そして、障がい者水泳というスポーツに出会うことが出来たのです。目標を持ち、チャレンジし、全国障害者スポーツ大会(2015わかやま大会・2016いわて大会)においては新記録を樹立しました。まだまだやりたい。まだまだチャレンジしたい。継続していくことに最大の意義があると思います。何もしないで、後悔するのではなく、「いま」できることを思いっきりやりたい。限りある時間の中で出会うべくして出会えた“こと”。体験の中で見つけた思いをお伝えしています。

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