雨の日は頭痛や倦怠感が酷い!辛い!発達障害の私と気象病
発達障害 その他の障害・病気出典:Photo by Christian Erfurt on Unsplash
雨や台風が来た日に、頭痛や体がだる重い、耳鳴り、眠気、めまいが辛いなど感じた事はありませんか?私は「発達障害」と「感覚過敏」を持っているので、これらの体調不良になる日との関連性に気づき、毎日体調と天気のチェックをしています。おかげで翌日に雨が降ることをちょっとした体調の変化から予測できるようになりました。
発達障害や感覚過敏を持つ方は特に天気の変化で、体がしんどくなることが多いのではないでしょうか。これらは「気象病」といわれる気圧の変化からおこる体調不良です。今回は私の気象病対策についてお話しします。
気象病とは
「気象病」とは天気の変化により起こる病です。まだはっきりとしたメカニズムは解明されておらず、雨や台風が来た時、また急激な気圧や気温の変化により、自律神経が乱れ、頭痛や吐き気、倦怠感、めまい、身体のむくみや肩こりなどの症状が表われるといわれています。ただし、症状や程度には個人差があり、軽度のものから日常生活に支障をきたす重度のものまであります。また、発達障害や感覚過敏の方は特に症状が現れるともいわれています。
症状
私は気象病という言葉を知るまで、自己管理不足による体調不良と思い込んでいました。ですが、気象病という名前が世間に広がったおかげで、自己管理不足だけが原因ではないと安心しました。また私の持っている「発達障害」と「感覚過敏」との関係性について考えるようになりました。
そこで、毎日の天気と体調のチェックを行いメカニズムを把握しようとしています。その中で曇りや雨の日、梅雨や台風の時期は特に倦怠感や頭痛、耳鳴りなどが起きることが分かりました。曇りや雨の日は比較的症状が軽く、梅雨や台風の日は酷く、ベットから起き上がれないほどの倦怠感や頭痛、吐き気に見舞われることがあり、時には職場に出勤できない日もありました。私の症状は、気圧が急激に低下したことに「感覚過敏」により反応しやすく、自律神経の乱れるからだと思っています。
対処法
最後に私が常日頃から行っている気象病への対処法を紹介します。
- ・天気予報を確認し翌日の体調不良を予測する
- ・当日の天気や体調を数値化して、管理することで上の予測の手助けに
- ・毎日の柔軟体操で体調を安定させる
- ・ホットアイマスクやお香でリラックス
- ・水分補給を積極的に行う
- ・早寝早起きをして睡眠時間の確保
- ・生活習慣を整える
- ・最終手段として頭痛薬や痛み止めの服用
これらはリラクゼーションの分野に近いです。気象病の症状全てに対処できている訳ではありせんが、ストレスや疲れの軽減、の他に体の緊張感をほぐしたり、症状から注意をそらして苦痛を緩和してくれています。
生きてる限り、天気とはつき合わなくてはいけません。現在働かれている方や、これから働く方で発達障害や感覚過敏をお持ちの方は「天気と体調の関係」に特に注意してください。
参考文献
【MedicalNote 気象病】
https://medicalnote.jp/
発達障害 その他の障害・病気