発達障がい〜神からの贈り物〜

column12月号 そもそも自身を認めるとは?(『発達障がい~神からの贈り物~』第97回)

発達障害

画像:Photo by Austin Schmid on Unsplash


『発達障がい ~神からの贈り物~』 第97回 <毎月10日連載>

秋からずっと打撃が不調だった。そしてようやく11月中旬ごろから上向き、先日のリーグ戦では2試合で4安打(2塁打2本含む)1四球3盗塁3得点、シーズン打率も5割4分まで戻した。

これは私が大好きな野球での話し。このチームでは主に1番中堅手という中核的な役割を担っているが、別のレベルが高いリーグでは外野で下位打線を任されている。

さて、前回まで『自身を認める』ことについて述べてきたが、そもそも自身を認めるということについて今回はお話ししたい。

私自身が捉える自身の認め方は『評価ではなく存在を認める』ように努めている。前述の野球の話しで例えてみると以下の通りである。あるチームで私は主軸を担っているが同チーム内に守備が下手だったり足が遅い人なども存在する。野球選手としては私の評価が高いかもしれないが、評価が低い人たちは存在価値がないだろうか?野球はチームスポーツであり人数が揃わなければ成り立たない。また練習においても一人ではできないのでいてくれるだけでも有り難い。つまり野球の得手不得手以上に存在してくれるだけで感謝すべきである。

一方で、もう一つのチームでは私自身が思うような結果をなかなか得られなくても私自身の存在を否定しない。足を引っ張ることもあるが、評価と存在肯定は全く別物のはず。

自身を肯定できない人たちは他者からの評価を求めがちになりやすいが、そういうスタンスであり続けると人間関係を破綻させたり利用され続けたりされやすい。過去の私も全てに於いて同様だった。

先ほども述べたが、自己評価と存在肯定を切り離して考えられるようになり、思うような自身の姿でなくても大きく落ち込むことはなくなった。そして何度でもチャレンジできるようにもなった。

以上、自身を認めることについて述べてきたが次回以降も角度を変えて掘り下げたいと思います。それらの指標としてご意見や感想などいただけると幸いです。では次回2025年にお会いしましょう



公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

Kei(ケイ)スズキ

Kei(ケイ)スズキ

★個人学習塾えるすた講師
★いずみハッタツ友の会代表、高知大学農学部卒
★過去職歴:放送ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、カメラマン、道化師、学習塾経営、Webプログラマーなど
★10年の鬱の後に発達障害の診断を受ける。現在はピアカウンセリングサポートにも積極的に関わる。自称『人生を楽しむパイオニア』
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