障害のある方も着やすいオシャレな服を作りたい!~クラウドファンディングでプロジェクトを始動
ニュース 身体障害出典:a.ladonna.合同会社
ファッションブランドを展開する東京のa.ladonna.(アラドナ)合同会社は、体の不自由な人たちも着られる完全日本製で、高品質かつ適正価格でデザイン性の高いバリアフリーファッションを商品化するためのクラウドファンディングプロジェクトを開始しました。
このプロジェクトのきっかけは、福祉関係の仕事をしている友人からの「体の不自由な人たちも着られる服を作って欲しい」という言葉からでした。そこから、体の不自由な人たちに服に対する悩みを聞いていくと、普段何気なく使われているボタンやファスナーなどの留め具も、障害のある人にはバリアになっていることなどに気づきました。また、デザインに不満を持っている人がとても多いことがわかりました。
a.ladonna.合同会社は、機能性、デザイン性ともにこだわったバリアフリーの衣服はまだまだ少ないという問題を解決するためにクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。外部の技術者たちとタッグを組んで、障害のある方をはじめ、いろんな方の意見も取り入れながらオリジナル商品の開発を進めています。
今回のプロジェクトを発案したa.ladonna.代表取締役の加藤さんは、「障害者向けの服ではなく、健常者の方と同じ服を自由に着られることが真のバリアフリー。障害のある方にも服の楽しさやオシャレを体感してもらうことで、新しい自分らしさを見つけるきっかけづくりになれば。」と意気込んでいます。
将来的には、ファッションショー、展示会のプロジェクトも立ち上げ、東京パラリンピックが行われる2020年までに事業を軌道に乗せて、世界展開も視野に入れています。また、介護服、ベビー服、アレルギーの人たちも着れる服など、多様なニーズに対応した商品の開発も目指しています。
クラウドファンディング‐CAMPFIRE「バリアフリーファッション~からだの不自由な人たちと分かち合える服」
https://camp-fire.jp/projects/view/68616
身体障害