「ほめ日記」を取り入れる~いま出来ていることに注目する
暮らし私は、現在、就職活動をしておりますが、特に選考に落選した際、「自分はダメだ」と思い込み、気分が落ち込んでしまう、という悪循環に陥りやすいことが課題です。今回は、そんな私が注目する「ほめ日記」について紹介いたします。
ほめ日記とは
読んで字のごとく、「自分自身を褒める」ためにつける日記のことです。極めて単純なのですが、普段、自分を褒める習慣がないと、新鮮に感じられます。
ほめ日記をつける利点として次の6つが挙げられます。
1.セロトニン・ドーパミンが増え、気持ちが安定し、心が元気になり、ネガティブ思考が出にくくなる
2.周囲の人にも優しくなることができ、人をほめることが上手くなる
3.自分を客観視することができ、自分の欠点を受け入れてプラスにもっていくことができる
4.自分のタイミングで容易に褒めることができるため、不満が溜まらない
5.自分に目を向ける習慣がつくことで、自分の価値がよく見えてくる
言霊の力
無意識にでもネガティブな言葉を発すると、脳にストレスを与えるだけでなく、その後の行動にまで影響するそうです。言葉には、自分の考え方・思い方を変える力があります。あえてポジティブな言葉を思い浮かべる方が、理想を実現しやすくなります。(例えば、「円滑に仕事ができる」と思うと、本当にできるようになる、など)
ほめ日記の具体的なやり方
「ほめ癖」を作ることは難しそうに思えますが、強いネガティブ思考に陥っていたとしても、直すのに何十年もかかる訳ではありません。そこが脳の素晴らしいところなのだそうです。まずは、練習から始めてみましょう。慣れないうちは、その日あった良い事を書き出すだけで良いそうです。また、使い慣れていないほめ言葉でもあえて使ってみること、毎日同じことを褒めても良いということ、が言われています。ただし、PCやスマートフォンを使うのではなく、手書きすることが、前頭前野など脳の活性化につながるそうです。
褒める対象
次の6つに対して褒めることで効果を得ることができます。
1.内面的なこと(「今日はイライラしなかったから偉い」など)
2.自分の感覚・感性(「景色が綺麗だと思った私って、なんかいい」など)
3.思っていること・夢や希望(「時間ができたら部屋を片付けようと思っている私は偉い」など)
4.我慢できたこと(「甘い物を食べ過ぎなかった」など)
5.努力したこと
6.体の働き・容姿、プラスの変化(「落ち込むことが減った」など)
さいごに
「ほめ癖」がつくと、自己否定する気持ちや自責の念が出にくくなり、自分の良い面に着目することができるようになるそうです。私も、この記事を書きながら、自分を褒めてみました。すると、出来ている事に注目することで、逆に、出来ていないこともありのまま受け入れることができ、心が楽になりました。些細なことですが、自分自身をほめる習慣は、就職活動・仕事など、大事な時に一助となるかもしれません。
参考文献
『自分で自分をほめるだけ「ほめ日記」をつけると幸せになる!』自己尊重プラクティス協会代表理事:手塚千砂子
ほめ日記で幸せになった人たち・手軽なのに効果バツグン!
https://matome.naver.jp