発達障害のオタクが障害者雇用の就活で感じたこと~障害者手帳を取得し就職活動を行ってみて
仕事2018年1月、手帳の申請中に合同説明会に参加しました。実際に活動していて感じたことを紹介したいと思います。手帳を申請中の方、これから障害者雇用を検討している方のお役に立てれば嬉しいです。
申請中の選考は難易度が高そう
1月に合同説明会に参加した理由は、手帳を取得までが長すぎて我慢できなかったからです。
企業ブースで「精神障害者手帳を申請中です。でも、選考に応募したいですと言いました。」しかし、「申請中なんですね~」と微妙なお顔。よく考えると、早く働きたいのは自分の希望。後ろにはもっと早く就労できる方が大勢並んでいます。自分の都合ばかり主張しすぎたと反省しました。
●申請中で就活をする方はどうして早く働きたいのか、企業様を納得させる理由が必要
精神障害、発達障害は採用実績がない
1月の合同面接会で「うちは発達の方の採用実績がないんです」と言われました。正直、募集要綱に書いて~~~~~~(泣)と思いました。
精神や発達の方は扱いが難しい。翌日来なくなるかもしれない。それなら精神面で安定している身体の方がほしいと。後になって知りました。もちろん正しいと思います。でも、それなら身体の方限定といった表記をしていただきたかったです。悲しい。
●採用実績を確認したり、不明な場合は「精神や発達障がいの方はいらっしゃいますか?」と質問することをお勧めします
趣味は何ですか?
意外とよく聞かれました。ストレス解消や個性を見ているのかな?と思いました。
●趣味は盛らない。趣味で培った長所や特技が言えると◎
自己理解が何よりも大切
就職活動をしていると、必ず耳にする言葉があります。「自己理解ができている方」です。詳しく言うと自身の長所、短所、特性の対策、必要な配慮が理解できていること。口頭だけだと企業の方がイメージできず、伝わりにくいです。
●ナビゲーションブックを作成し文書化する。(業務上での内容で具体的であるとイメージしやすい。)
私は就職活動を始めるにあたって、下記の流れで準備を行いました。
(障がいの理解)→(性格理解①長所・短所・特性の対策や工夫)→(性格理解②趣味、特技)→(企業研究)
就職活動を通して、自身のことを企業様にしっかり理解していただくことが最も重要だと思いました。