発達障がい〜神からの贈り物〜

column2月号 鬱が教えてくれたこと。(『発達障がい~神からの贈り物~』第99回)

発達障害

画像:Photo by Marishka Tsiklauri on Unsplash


『発達障がい ~神からの贈り物~』 第99回 <毎月10日連載>

私が鬱に陥ったのが30代前半、そしていつしか鬱が解けているのに気づくまで約10年、本当に暗く思い時間だった。そして現在の私にとってかけがえのない貴重な時間でもあった。

因みに私の発達障害の診断が出たのは鬱が解ける直前の時期。なので私自身は発達障害よりも鬱で苦しんだ認識の方が強い。後に過去の記憶を整理し、やはり鬱は発達障害の二次障害だったと理解してはいる。

今回からは鬱の経験についてお話ししたいと思う。

コラム読者の中にも鬱の診断が出ていたり、診断されなくても鬱的な症状で苦しんでいる人も少なくはないと思われる。現在は鬱が過去の思い出となった私だが、もちろんこんな日常が訪れるなんて夢にも思えなかった。毎日が暗く、身体の倦怠感が消えることなく、こんな状態が死ぬまで続くのだろうかと毎日不安になっていた。現在鬱を患っている皆さんもきっと同じ思いだろう。

そして、私のように鬱が解けたなんて話しを聞いたことがない、とも思われるかもしれない。過去の私自身もそうだったし、現在も私以外に同じ様な経験をしたという話しを聞いたことがない。なのでここから先の話しは私個人の経験談が主になるが、役立てて貰えることもあると思い話します

。先ほども述べたように私自身は鬱を経験して現在の私にとって人生の道標となるかけがえのないものです。あの苦しみがあるからこそ現在の毎日に幸せを感じられるようになった。そして、まだまだ未熟ではあるが、幾分は与野のが見えてきたようにも思える。つまり、鬱が私を成長させてくれたのだとも思える。

ただし、やはりこう思えるに至るにはやはりそれ相応の時間が必要だったのでしょう。私の経験全てを綴るにはとても長い時間が必要なので、次回以降でゆっくり話していこうと思います。ぜひお待ちください。微かな光でさえ暗闇では眩しく輝く、この言葉を贈って今回は閉めさせていただきます。次回をお楽しみに。



公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

Kei(ケイ)スズキ

Kei(ケイ)スズキ

★個人学習塾えるすた講師
★いずみハッタツ友の会代表、高知大学農学部卒
★過去職歴:放送ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、カメラマン、道化師、学習塾経営、Webプログラマーなど
★10年の鬱の後に発達障害の診断を受ける。現在はピアカウンセリングサポートにも積極的に関わる。自称『人生を楽しむパイオニア』
公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

発達障害

関連記事

人気記事

施設検索履歴を開く

最近見た施設

閲覧履歴がありません。

しばらくお待ちください