発達障がい〜神からの贈り物〜

column3月号 好かれようとするほど嫌われる人間関係を改善(『発達障がい~神からの贈り物~』第112回)

発達障害

UnsplashMarwan Abdalahが撮影した写真


『発達障がい ~神からの贈り物~』 第112回 <毎月10日連載>

少し前の自助会でのある参加者から人間関係についての相談がありました。周りの人たちに好感を持って貰えるよう日頃から身だしなみや言葉遣いに気を遣い常に丁寧な対応を心がけているのに殆どの場合で軽んじられたり不快に思われることが多いとのこと。こういう悩みは発達障害者以外にも多く共有できる内容かもしれません。私も20代の頃は同じように悩みました。しかし今となってはこれはごく当たり前のように考えています。今回はその辺りについて触れてみます。

いつもながら結論から申し上げると、たいていの場合で好かれようとするほど軽んじられたり利用されたり嫌われたり…、そういうものです。そのメカニズムを以下に示します。

まず自身を好きにさせようという行為は相手にプレッシャーになります。好き嫌いという感情は誰しもが自由に持つことができるものです。思想信条の自由は世界人権宣言、日本国憲法ともに保証していいます。それを無理やり変えようということは相手への圧力そのものです。あなたが嫌いな食べ物を無理やり好きにさせようとする人がいるとどう感じますか?きっと好感は持てないでしょう。

次に、好きになって貰おうとする直向きな態度を否定はしませんが、その努力は相手次第、つまり相手に気に入って貰えるまで、または嫌悪されないように半永久的に継続する可能性がありますよね。悪意を持つ人たちはこれらを利用して人間関係を優位に持っていったり他人から搾取したりするのでしょう。もちろんそうでない人も多く存在するでしょうが。

では、どのように対策すれば良いのか?以下は私の対処法です。

これまでも何度も述べてきましたが、私は他人に気に入られようとしません。私を嫌う人がいても構いません。そして、自身の行動は人として自身を尊重できるかを心がけています。誰かを助ける時に、その人に好かれようとか周りに好感をもたれようとか、そういう価値観を捨てます。代わりに人としてすべきことかそうでないかを判断し、すべきことをするように努めています。

こういう行動を10年以上続けているとそれなりに私に合う価値観の人物が一定数現れそれなりに自身に合った人間関係が築け、今となっては人間関係で悩むことは皆無となりました。

ただし、ある一定期間経たないと効果は期待できないように思います。ざっと10年、最低でも3年は継続して欲しい。


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Kei(ケイ)スズキ

Kei(ケイ)スズキ

★個人学習塾えるすた講師
★いずみハッタツ友の会代表、高知大学農学部卒
★過去職歴:放送ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、カメラマン、道化師、学習塾経営、Webプログラマーなど
★10年の鬱の後に発達障害の診断を受ける。現在はピアカウンセリングサポートにも積極的に関わる。自称『人生を楽しむパイオニア』
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