残暑厳しいこの頃に、「稲川芸術祭2025」についてお知らせします。怪談家の稲川淳二さんが大いに関わり、一般社団法人あゆみ文化芸術振興会「稲川芸術祭」事務局が主催するこちらの取り組みでは、障害者アーティスト（パラアーティスト）の作品を募集しています。また、運営費用のクラウドファンディングサイトも立ち上がっておりますので、そちらもご参照ください。

今年度は「たのしい！おばけ、ゆかいな！おばけ」をテーマとし、9月末まで作品を募集しています。この取り組みは決して小さいものではなく、前年度は574作品もの応募がありました。

なぜ稲川淳二なのか？

©︎2025「稻川淳二の稻川芸術祭」運営事務局

怪談家として有名な稲川さんですが、怪談以外にも様々な顔とキャリアを持っておられます。その一つが工業デザイナーで、個人デザインの「車どめ」がグッドデザイン賞に輝いたこともありました。

また、“障害者の親”としての側面もあり、バリアフリーや人権をテーマとした講演にも積極的に参加されています。パラアーティストの作品を募集する今回の取り組みは、稲川さんの来歴が色濃く表れたものでもあるのです。

障害者によるアート作品を募集中

募集要項は以下となっております。詳しい条件は公式サイトをご確認ください。

応募期間
2025年7月1日～9月30日（消印有効）

応募資格
障害者手帳（身体・知的・精神のいずれでも）を保有する個人。または、障害者施設に居住ないし通所する障害者。団体でも応募可能。

応募形式
作品は1人1点までとし、B4の用紙サイズに収めること。裏面には作者の氏名（ふりがな含む）と題名、団体の場合は団体名も記載する。
個人応募の場合は障害者手帳の顔写真のある面をコピーし、作品と同封して郵送する。

連絡先
〒290-0062　千葉県市原市八幡1627-2
TEL:050-6868-9943/FAX：050-6868-4868
メール：inagawa-artfes@ayumi55.com
一般社団法人あゆみ/うみがめホーム八幡3号館内『稲川芸術祭』事務局あて

その他
著作権については、広報媒体・WEB・イベント掲示・絵画集掲載のみを目的に事務局が使用権を有します。また、名前・所属・題名等の掲載について同意を必要とします。

クラウドファンディングにも挑戦中

©︎2025「稻川淳二の稻川芸術祭」運営事務局

稲川芸術祭では、運営費用の支援を募るためのクラウドファンディングに挑戦しています。CAMPFIREのURLも載せておりますので、そちらのほうもぜひご参照ください。

稲川芸術祭公式ホームページ
https://www.inagawa-art-festival.com

クラウドファンディングサイト
https://camp-fire.jp