私がうつ病を発症した経緯〜その教訓として取り組んでいること

うつ病

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私はこれまで3社の会社で働いておりましたが、うつ病と診断されたのは3社目に勤務しているときでした。ただ、初めて心療内科に受診したのは2社目に勤務しているときです。ここでは私が心療内科受診に至った経緯から始まり、その後うつ病を発症した経緯、うつ病発症を教訓として現在取り組んでいることを記したいと思います。

前兆と心療内科の受診

私は2社目の勤務のなかで、あるプロジェクトのリーダーを任せられることになりました。プロジェクト内容もリーダーになることも初めてのことで、無事にプロジェクトが完遂するのかとても不安に感じていました。プロジェクトは毎週1回会議があったのですが、会議前日は睡眠が乱れ、当日の朝方には吐き気を催すようになりました。そして、ある日の飲み会で会社の上司に自分の症状について話したところ「それ、うつ病の症状とちゃう?」と言われ、そのとき初めて「うつ病」という病気を意識するようになりました。

さて、プロジェクトは無事に完遂することができました(私はリーダーから外してもらっていました)。その後転職活動を3年ほど行い、3社目の会社にお世話になることを決めました。ところが、退職前に行う引継ぎのボリュームが多く、またスケジュール上でもひっ迫していたことが大きな負担となり、不眠や吐き気の症状が現れ、ついには会社に行けなくなりました。引継ぎを期限までに終わらせないといけないことや、「うつ病の症状とちゃう?」と言われた症状がでたことからすぐに心療内科を受診することにしました。心療内科受診の効果はてきめんで、先生に話を聞いて貰ったことや服薬の効果で体調が安定し、無事に引継ぎを完了することができました。

うつ病発症

3社目に転職して2年半は若干の波はありましたが、体調は安定していました。しかし、ある時から不慣れな仕事を任されたことに加え、元々担当していた仕事が重なり、仕事内容や仕事量が手に余り次第に体調を崩すようになりました。眠れなくなり、食欲もなく、朝方には吐き気を催すことが続きました。そして病院に行き症状を伝えるとうつ病と診断され、その日から会社を休むことになりました。その後休職と復職を繰り返したのですが体調は戻らず、休職期間満了により自然退職となりました。

当時を振り返って

今、当時を振り返って思うことは、きちんと上司に相談すべきだったなということです。一度は相談したのですが、「なんとかなるよ」となし崩し的な対応で状況は変わりませんでした。そこでもっと強く、体調を崩していることや、仕事内容や仕事量が手に余っていることを伝えるべきだったのですが、相談すると迷惑がられるのではないかとか、即戦力として入社した手前与えられた仕事は一人でやり切らないといけないと考えてしまい、相談することができませんでした。でも、体調を崩しうつ病と診断され、結局は退職に至ったことを考えると、現状をきちんと伝えて、打開策を一緒に考えてもらい問題を解決すべきだったと思います。そうすれば、体調も安定し、退職もせず、仕事も上手く回っていたのではないかと感じています。

今、取り組んでいること

私は以上のようなできごとを教訓に、「相談すること」を練習しています。不安に感じること、悩んでいること、困ったことがあるときには、主治医や訪問看護師、友人、就労移行支援事業所の職員に相談しアドバイスを貰っています。まだまだ「相談すること」に後ろめたさを感じることもあるのですが、不安や悩みは一人で解決しようとするよりも、誰かに相談し一緒に考えてもらう方がはるかに早く、上手く解決できることに気づかされました。だから、もっといろいろな人に勇気を持って相談できるようになりたいと思っています。

まとめ

これをお読み頂いている方のなかには、「相談すること」に苦手意識をもっていらっしゃる方がいるかもしれません。私も現在練習をしていますが正直苦手です。しかし、相談される側のことを考えると、それが仕事という人が多いですし、友人に聞くと相談されることに嬉しさを感じるそうです。だから、遠慮せずに相談してみてください。私も「相談すること」をためらわず、些細なことも相談していきたいと思っています。

とらきち

とらきち

うつ病の40代男性です。不慣れな仕事を任されたことや、元々担当していた仕事も行わなければならず、仕事の内容や仕事の量が手に余り発症しました。現在は障害との上手な付き合い方を学び、自分に合った会社を見つけるべく活動しています。スポーツを観戦することが好きで、主に日本の代表として活躍する選手を応援しています。

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