パラリンピック・ボッチャ編~ボッチャのルールは?

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初めてボッチャと言われても、どんなスポーツか思い浮かぶ人は少ないでしょう。イメージとして、「床の上のカーリング」と例えられることが多いです。ここでは、パラリンピック正式種目のボッチャのルールと魅力を紹介します。ボールを投げて、的(ジャックボール)に近いほうに得点が入るというシンプルな競技ですが、一投に込められる、緻密な戦略、ミリ単位での攻防戦など見所がたくさんあります。

ボッチャとは

ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは、同程度の四肢重度機能障害者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。ボッチャの語源はイタリア語で、ボールという意味です。障害の程度によりクラスが分かれており、同じクラスの選手どうしが対戦します。クラスはBC1、BC2、BC3、BC4、オープンの5つで、オープン以外の4クラスがパラリンピック等の国際大会対象クラスです。

ボッチャのルール

まずは、コイントスかジャンケンで先攻・後攻を決めます。コートはスローイングボックスというエリアから、ジャックボールラインまで、6メートル~12.5メートルの範囲で競技が行われます。ボールの重さや大きさは決められていますが、材質は革やフェルト・スエードなど選手自身が決められます。投げやすさや滑り具合、バウンド具合なども試合では重要なポイントになるからです。なお、試合前にお互いのチームのボールを見ることができます。ここから既に試合が始まっているのです。ルールは先攻がジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールを投げ、続けて赤のボールを投げます。その後、後攻のチームが青のボールを投げ、ジャックボールの近づけるように投げます。先行が赤色・後攻が青色の6球ずつのカラーボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、どれだけジャックボールに近づけるかを競います。

選手がボールを投げことができなくても、自分の意思を介助者に伝えることができ、勾配具(ランプ)というスロープを使うことができれば参加できます。この場合、介助者が選手にアドバイスをすると反則です。またランプと併用してヘッドポインタ―という用具を使い、頭で競技を行う選手もいます。競技は男女の区別なく障害の程度によりBC1~BC4のクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)があります。選手がボールを投げことができなくても、勾配具(ランプ)というスロープを使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。介助者が選手にアドバイスをすると反則です。またランプと併用してヘッドポインタ―という用具を使い、頭でボールを落として競技を行う選手もいます。競技は男女の区別なく障害の程度によりBC1~BC4のクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)があります。

クラス種類は以下の通りです。

BC1
投球:可
勾配具:不可
介助者:可(必要な場合の部分介助)
個人戦、団体戦
対象:車いすの操作が不可で、四肢/体幹に麻痺のある脳性麻痺又は下肢で車いす操作可能な脳性麻痺(足蹴りで競技)の方。

BC2
投球:可
勾配具:不可
介助者:不可
個人戦、団体戦
対象:上肢で車いす操作可能な脳性麻痺の方。

BC3
投球:不可
勾配具:可
介助者:可
個人戦、ペア戦
対象:脳性麻痺、脳性麻痺以外の障害の方。投球が出来ないので、介助者が勾配具を使用します。

BC4
投球:不可
勾配具:可
介助者:可(足蹴り選手のみ)
個人戦、ペア戦
対象:BC1、BC2と同等の機能障害の脳性麻痺以外の重度四肢麻痺の方。

投球が進んでいくと、自チームのボールとジャックボールとの距離が目まぐるしく変わっていきます。時にはミリ単位の勝負になることもあるので、繊細かつ大胆な投球が求められます。このような戦略的な面白みでいうとカーリングにイメージは近く、パラリンピックではハイレベルな頭脳戦が繰り広げられることで人気を博しています。

みんなで楽しめるボッチャ

障害の有無に関わらず体験できるのがボッチャの魅力です。実は手で投げなければいけないルールもなく、足で蹴っても問題がないので幅広いプレイできます。

今回の紹介で、老若男女問わず楽しめる「ボッチャ」に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

参考にしたページのタイトル・サイト名 パラサボWEB
https://www.parasapo.tokyo/

一般社団法人 日本ボッチャ協会
https://japan-boccia.com/

障害者ドットコムニュース編集部

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