発達指数(DQ)とは?〜子どもの発達段階に応じた生活を送るために

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発達指数とは、日常生活や対人関係における子どもの発達を数値化したもので、DQ(Developmental Quotient)と言います。子どもの成長には、それぞれの子ども達の発達段階に適合した生活を送る事が大事です。発達の段階を客観的に知るための指数として発達指数が使われます。

発達指数と検査

発達指数は発達検査という検査の結果知る事ができます。発達検査では発達年齢というものが分かり、発達年齢と実際の年齢が同じ場合、発達指数は「100」となります。発達年齢を実年齢で割ったものに100を掛けたものが発達指数となります。子どもはもちろん一人一人個人差があり、各個人が異なる特性を持っています。しかし、その一方で発達の順序には共通するものが見られるという特徴があります。子どもは経験を積んで成長しますが、その経験が成長のステップアップにつながっていきます。検査の結果から分かる能力のバランスを日常生活の様子などと照らし合わせ、子どもの発達の状態を確認します。

発達指数の検査を受けれる年齢

発達指数を計る事が出来る年齢は、生後100日後から成人まで受けることが出来る「新板K式発達検査」と、0歳0カ月から7歳まで受けることが出来る「乳幼児精神発達診断法」等があります。どちらも幅広い層が受けることが出来ますが、主に就学前の子どもが受けることが多いです。なぜなら小学生以上であれば知能検査によって発達検査よりも知能検査を受けることの方が多いからです。

知能指数と発達指数の違い

知能指数とは人間の知的能力の基準を数値化したもので、発達指数は子どもの発達の基準を数値化したものになります。知能指数は知的発達に遅れがあるかどうか、発達指数は子ども一人ひとりの発達の状態を知るために使われるものです。発達の状態を知る事でその子どもの発達に応じた生活を送る事ができます。

相談先の紹介

主な相談先としては以下のものがあります。

・市町村保健センター
市町村保健センターは住民に対し、健康相談、保健指導及び健康診査その他、地域の保健に関する事業を行う事を目的とする施設であり、地域保健を担うのは、市町村・都道府県です。

・児童相談所
児童相談所は、各都道府県に設けられた児童福祉の専門機関です。電話番号の「189番」は児童相談所の全国共通ダイヤルに設定されており、365日24時間子育ての相談を受け付けています。

・子育て支援センター
子育て支援センターは地域の保育需要対し、特別保育事業の積極的な実施・普及促進や保育資源の情報提供、並びに家庭的保育を行う方への支援を実施する事により、地域の子育てに対する育児支援を行う事を目的とします。

・発達障害者支援センター
発達障害者支援センターは、発達障害児童、または発達障害者への支援を総合的に行う事を目的とした専門的な期間です。各都道府県や指定都市自ら、または、各都道府県知事等が指定した社会福祉法人や特定非営利活動法人が運営しています。詳しい活動内容はお住まいになっている地域の発達障害者支援センターにお問い合わせください。

各支援機関がお近くにない場合、電話での対応もされている場合もありますので、一度ご相談をされてみるのも良いと思います。

受けられる支援として

発達指数の値は「療育手帳」の取得判定の際に参考とされます。療育手帳とは知的障害者に各都道府県知事が発行する障害者手帳の一種で、手帳の目的としては障害児童、障害者に対して一貫した指導・相談等が行われて、各種の援助措置を受けやすくする事です。18歳未満は児童相談所、18歳以上は知的障害者更生相談所が判定し、交付されます。援助措置として以下ものがあります。
・特別児童扶養手当
・心身障害者扶養共済
・国税、地方税の諸控除及び減免税
・公営住宅の優先入居
・NHK受信料の免除
・高速道路の料金割引
・JRの旅客運賃や料金の割引
・航空会社の日本国内線の航空運賃割引
・生活福祉資金の貸付
・NTT番号案内料金無料
・携帯電話使用料金の割引
・公共施設の利用料割引
ただし各自治体により、対象者やサービス内容は異なる場合があるため、各居住地域の福祉担当窓口に問い合わせが必要です。

発達指数を計る事で、子どもの発達度合いが数値化して見ることができますが、あくまで指数ですので数値だけを見て偏見を持たず、検査のバランスから見てとれる子どもの長所、短所を見つけ出し、そこをサポートしていき子どもに合った生活を送っていくのが良いと私は思います。お子さんの発達の度合いが気になった場合は、先述の相談機関等に相談してお子さんの発達を見極めていくようにしましょう。

参考文献
発達検査 – 独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所
https://www.nise.go.jp/nc/

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/

Nasu

Nasu

ADHDと書痙ジストニア持ちの三十路男性。非障がい枠での就職と離職を繰り返していたが限界を感じ、障がい者枠での就労を目指し、無事就職しました。体を鍛えることと遊ぶことを中心に生活している。ボイスチャット大好きで家に帰ると誰かしらと喋っている。

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