生きる!生きる!心の叫び

「さらば運動失調症」今俺を突き動かすもの 生きる!生きる!心の叫び vol.9

スポーツ

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生きる!生きる!心の叫び vol.9 <毎月30日連載>

わたしは泳ぐことが好きだ。
でも好きなだけじゃ続かないし、そもそも何かを続けるということは難しい。
でも、楽しむための目標があったらどうだろうか。

私の症状は連動的動作が難しい運動失調症であるが、最近、筋肉の部位毎の筋力は鍛えられることを発見した。
各部位を鍛える事によって瞬間的な力が発揮でき、連続的には動かなくてもパワーにはなる。
ふらつきや症状自体は良くなっていないが、身体つきは変わってきた。
続けていけば、何か良い事があるかも知れない。何もしないよりは遥かに良い。
試してみるものだなと思った。
しかし、この筋トレ。
一人ではできない。情けなく、悔しいし、悲しい。
だが、一緒になって筋トレをサポートしてくれる仲間がいる。
彼は在籍するチームのコーチであり、我らが千葉県の国体コーチも兼ねている。
他の選手も見なければいけないのに、とことん予定を空けて付き合ってくれる。
筋トレをしている時は馬鹿話ばかりだ。
でも本当に感謝している。
彼には何もしてあげられないが、せめてこの身体を実験体として、このやり方で良いんだと自信もってもらえるようになれたらと思う。
そして私は大会新記録を出す事で恩返しをしたい。
今は新記録を出すイメージしかない。
今の泳ぎだと非常に難しいのは分かっているけれど、でも諦めるわけにはいかないし、不可能なタイムじゃない。やるしかない。
やれるだけやってみる。


9月最初の土曜日。叔母の49日法要が行われた。
叔母は、生きる道しるべを教えてくれた。
「自分は自分」という事を。
私は難病を羅漢している。叔母も母も同じ病気だった。
しょうがないじゃん。
「なりたくてなったわけじゃないし、又なろうと思ってもなれるわけじゃない」
誰でも人生は一度しかない。
ならば後悔してはいけないと母・叔母を通じて学んだ。

仲間にも、家族にも、感謝しています。
自分が勝手に決めた目標だけれども、それを達成することで、
その感謝の気持ちを身体で示したい。


出場予定大会
10月12日~14日「いきいき茨城ゆめ大会」第19回日本障害者スポーツ大会
11月23日24日「日本パラ水泳選手権大会」

応援に来てくれる人の力が、選手皆のパワーの源になります。
興味持たれた方は是非一度、大会を観に来てください。
宜しく!

https://www.youtube.com/watch?v=H5iUGSanKlc
https://www.youtube.com/watch?v=OQuluU8n7cw
https://www.youtube.com/watch?v=qom4c_328ow
筋トレ風景

講演予定
2019年10月末日:城西大学薬学部医療栄養学科
2019年11月中旬:聖路加国際大学大学院看護学研究科遺伝看護学(一般の方参加可能:詳細はチラシ有)
2020年1月中旬:静岡県立大学看護学部在宅看護学

脊髄小脳変性症の羅漢患者の実状、障害者スポーツ(水泳)、障害者の生活について等をテーマに講演させて頂く予定です。

佐久間 勇人 Powered by スマイリーエッジ

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2010年、小脳が萎縮し、伝達神経系が徐々に破壊されていく神経難病脊髄小脳変性症であることを知りました。そこから今日までは沢山の経験・後悔がありました。人と出会い、生まれた笑顔、そのありがたみを人一倍感じとり、今まで気が付かなかったようなことを学べてきたような気がします。ハンデがある。でも、それは「個性」でもある。そう思うようになった時、生き方がかわりました。そして、障がい者水泳というスポーツに出会うことが出来たのです。目標を持ち、チャレンジし、全国障害者スポーツ大会(2015わかやま大会・2016いわて大会)においては新記録を樹立しました。まだまだやりたい。まだまだチャレンジしたい。継続していくことに最大の意義があると思います。何もしないで、後悔するのではなく、「いま」できることを思いっきりやりたい。限りある時間の中で出会うべくして出会えた“こと”。体験の中で見つけた思いをお伝えしています。

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