生きる!生きる!心の叫び

次の目標へ! 生きる!生きる!心の叫び vol.10

スポーツ

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生きる!生きる!心の叫び vol.10 <毎月30日連載>

10月と11月はパラ水泳シーズン真っ只中!
の、はずであったのだが。
第19回全国障害者スポーツ大会は中止になってしまった。
そう、あの猛烈な台風19号が原因だ。

大会の数日前に、後輩から中止になるのではないかと連絡が入ったが、
そんなわけは無いと自信を持って答えてやった。
この大会出場の為に必死になって練習してきた。
仲間達もそうだったし、出場者は全員がそうだ。
中止になるなんて考えたくも無かったし、今思えば、台風に負けない開催は激しい切望だったのかも知れない。

現地入りの前日に中止の連絡が来たときは正直信じられなく、どこにも当たれぬ悔しさが頭をよぎった。
でも結果的に中止でよかった。
大会の委員会にしても、中止は苦渋の決断だったと思う。
結果として多大な被害が起きてしまったのは周知のとおりで、
被害にあわれた方、今なお行方不明の方にお祈りいたします。

来年の国体に、又出場できるのだろうか。
確信は全くない。
来年も出るぞ!というモチベーションが続いたとしても、野望だけでは選ばれない。
正直、病魔の進行がどう進むかが心配だ。

最近はトイレも難しい状況で、便座から立ち上がる事すら出来ない。
無理やり立とうとすると転倒するし、もうトイレ自体が広い方がいいのか狭い方がいいのか。
多目的トイレの大きな鏡に写る姿には、ズボンさえも上手く履けていない自分。
笑えてきて、涙が流れ落ちた。

それがもっと酷くなっていくわけだ。
水泳を通して、気持ちだけでも前向きになってないと本当に心は折れるだろう。
まだ屈してはいないけど、唸りをあげて曲がり出してはいる。

泳いでいるのが好きなだけで競技水泳を始めた。
好きだからこそ続けて来られた。
それが出来なくなるかも知れないことは恐怖でしかないが、それでもやっぱりここで砕けるわけにはいかない。
好きな水泳に、つぶされるわけにはいかないんだ。
仲間がいるし1人じゃない、どこかに見てくれている人が居るし、きっと応援してくれているだろう。
そう想うだけで、すっと心の支えになった気がした。


一か月後には次の大会。
気合のカットをした!
水の抵抗をなくしてコンマ何秒でも早く泳げるように、しているつもり!

はい、嘘です。
気に入っているから載せておきたくて笑
あ、良いねと思った方が居ましたら今度デートしてくださいね♪

インフルエンザの予防接種もしたし、準備万全で当日を迎えるぞ。
リレー日本一を目指して!

日本パラ水泳選手権大会
千葉県国際総合水泳場・令和元年11月23日(土)24日(日)

応援よろしくお願いいたします!


佐久間 勇人 Powered by スマイリーエッジ

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2010年、小脳が萎縮し、伝達神経系が徐々に破壊されていく神経難病脊髄小脳変性症であることを知りました。そこから今日までは沢山の経験・後悔がありました。人と出会い、生まれた笑顔、そのありがたみを人一倍感じとり、今まで気が付かなかったようなことを学べてきたような気がします。ハンデがある。でも、それは「個性」でもある。そう思うようになった時、生き方がかわりました。そして、障がい者水泳というスポーツに出会うことが出来たのです。目標を持ち、チャレンジし、全国障害者スポーツ大会(2015わかやま大会・2016いわて大会)においては新記録を樹立しました。まだまだやりたい。まだまだチャレンジしたい。継続していくことに最大の意義があると思います。何もしないで、後悔するのではなく、「いま」できることを思いっきりやりたい。限りある時間の中で出会うべくして出会えた“こと”。体験の中で見つけた思いをお伝えしています。

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