発達障がい〜神からの贈り物〜

究極のアンガーマネジメント 第2回 原因の究明なくして根本解決はありえない《人は何故怒りを感じるのか?》(『発達障がい~神からの贈り物~』第52回)

発達障害

出典:Photo by Henar Langa on Unsplash

『発達障がい ~神からの贈り物~』 第52回 <毎月10日連載>

肩凝りを感じない人はいるでしょうか?

多くの日本人の悩み。中高年だけでなく受験生たちの中にも困っている人も少なくないでしょう。私自身も肩凝りに悩みだしたのが10才、それから年に数度は腕を挙げられなくなったり振り向くことができなかったり…。色々試すも酷くなることはあれ快方に向かうことは稀、少し楽になっても数日後には揉み返しのように元より悪くなる。

以上のような生活を長年経験していた私は5年ほど前から肩凝りに悩まされることは皆無となりました。同時に陸上競技で傷めた両膝の痛みや交通事故が原因で始まった腰の痛みも同時に消え、極度なO脚もかなり真っ直ぐに。

その理由は肩凝りの原因に徹底的に向き合ったから。実は肩凝りや腰痛などは患部に原因があることはごくごく稀で、他の部位が原因で引き起こされることがほとんどだそうです。同じ肩凝りでも人によって原因は様々で、そこを治さない限り対処療法に追われるだけ。根本的な解決は原因の究明なくしてはあり得ません。

前置きがかなり長くなってしまいましたが、アンガーマネジメントに於いても怒りの原因を知らずしてマネジメントできるものではないようです。

残念ながら感情を抑えきれない人の多くは怒りが正当なもののように感じているようです。『相手が悪い、社会が間違っている、自分は正しい…』そんな言葉をよく耳にしますが果たしてそうでしょうか?

一つ例を出してお話ししようと思います。社会の多くの人がダイエットに興味があるようですがうまく行っている人はほんの一握りでしょう。 『痩せたい、痩せたい』と言いながら甘いものばかり貪っている人を見てあなたはどう思いますか?私は『実行力の低い人だな、こんな人の話はほどほどに聞いておこう』と思います。その人の不摂生でどんな体型になろうが病気になろうがその人の生き方ですし。しかし、私自身もダイエットを一所懸命して我慢している状態だったらきっと話は変わって来るでしょう。『私だって一所懸命努力しているのに、そんなに痩せたいというのならそれ相応の努力をしなさい!』ついつい叱りつけたい気持ちが勝ってしまうでしょう。

同様に禁煙を一所懸命している人ほど他人の喫煙に厳しくなるし、無理して勉学に励んでいる人ほど他人の怠惰な姿勢に敏感になるのは当たり前のことかもしれません。自制心が強い人ほど周りに厳しく、感情を抑えられない人が多いようです。

ですから、私自身も何かに腹を立てているとき、自身の中にある行き過ぎた自制心に気づくように努力しています。多くの場合、腹立たしいことは自分が腹を立てているだけで、放っておけない自分がいるだけのこと。その放っておけない本当の理由を見つけてしまうと腹立たしい思いは昇華してしまいます。これは私だけの感覚ではなく、ワークショップを受けて頂いた方たちと共有できたものです。勿論自制心自体が悪いものではありませんが、それが原因で社会生活を困難にしているなら見直す必要はありますよね。

ただ、私自身がこれを見つけるために費やした時間は数年に及び、今回の説明だけで腹に落とし込めるような人は稀ではないかと考えています。問題の解き方が解っても実践できるようになるには何度も失敗を繰り返さないといけないものかもしれません。皆様も今回の内容をヒントに何が自分の怒りの原因なのか考えてみてください。繰り返し行ううちに自身の癖のような物が見えだす頃には違った世界観の中で生きれることに気づけるかもしれません。共に失敗を重ね成長していきましょう。

公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

Kei(ケイ)スズキ

Kei(ケイ)スズキ

★個人学習塾えるすた講師
★いずみハッタツ友の会代表、高知大学農学部卒
★過去職歴:放送ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、カメラマン、道化師、学習塾経営、Webプログラマーなど
★10年の鬱の後に発達障害の診断を受ける。現在はピアカウンセリングサポートにも積極的に関わる。自称『人生を楽しむパイオニア』
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