箱庭療法とは?

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みなさん、こんにちは。SHOです。

今回のコラムは、箱庭療法についてです。少し前に私の大学の授業で、これを活用したことがあったので、皆さんにご紹介したくて書いてみました。

(ちなみに、コラムに使用されている画像は、大学の授業で行った、私の箱庭療法の結果のものです)

箱庭療法とは、心理療法の一種です。名前の通り、砂が敷き詰められた箱の中に、部屋にある様々なおもちゃを自由に配置する療法です。この箱は、内側が青く塗られており、砂から上が空に見えたり、わざと砂を掘ることで、川や池、海を表現できます。このとき箱庭療法をするクライエントは、セラピストに見守られた中、行っています。
これは表現療法というものに位置づけられ、クライエントが見守られながら自由に表現することが重要であるといわれています。

この箱庭療法は、当初子ども用のセラピーとして使用されました。その理由に、子どもや思春期の少年らが複雑な概念や言語の構成が苦手だということがありました。彼らはどちらかというと、遊びや象徴的な表現の中で、自己表現をすることが多いため、非言語的な手法による治療が有意義だと言われていたのです。しかし現在では、子どもだけでなく、精神障害者の方にも活用されています。なぜなら、この療法は言葉を使わず、ただ楽しくおもちゃを並べたりするだけでいいので、精神障害者の方も行いやすいからです。

また日本では特に急速に広範囲に広まったのですが、これは世界的に珍しいのだそうです。理由については諸説ありますが、もしかしたら「空気を読む」日本人にとって、言葉を使わずとも自分の心の内を表現できたり、セラピストとの距離を縮められたりすることが魅力的だったのかもしれませんね。

そしてこの箱庭療法については、様々な研究がされており、例えばこのようなおもちゃをこう配置したクライエントは、このような心理傾向がある、といった研究もあります。

確かにクライエントの心理的な「何か」が表現されているとは思いますが、箱庭療法の結果による分析にも限度はあります。

例えば、箱庭療法を何度もしていくと、クライエントは前回とは違った表現をしたくなるものです。ですから、そんなクライエントがあるとき戦争を思わせるような表現をしたとしても、「このクライエントには、暴力的な一面がある」とは簡単には言い切れないのです。

現在、箱庭療法をできる場所は数多くあります。これを機に、試しに箱庭療法をしてみるのも面白いかもしれません。

お読みいただきありがとうございました!また次回のコラムでお会いしましょう!

SHO

SHO

うどんの国、香川県出身。好きな動物はキリン。
実家は塾を経営しています。現在は、京都、滋賀、大阪で活動中。
「縁」を大事に、周りの人に対して、少しでも具体的に力を貸せる自分へ。
「良い言葉は、必ず人を良くする」
連絡先:<a href="mailto:sho0510.k@gmail.com">sho0510.k@gmail.com</a>

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