私の精神障害からくる不安への対処法

暮らし

unsplash-logo Danny Feng

精神障害にもさまざまな症状や特性がありますが、皆さんはどんな症状でお悩みでしょうか。私が日常生活でとくに苦労することは、不安による緊張から来る体調の変化です。どのような時に不安がやってくるのかというと、新しい環境に出向く時や人の密度が多い空間(電車内・エレベーター)で不安になります。どうすれば?と試行錯誤をしたお話をさせて下さい。

不安を受け入れる

私は不安や緊張を感じたとき、顏がほてりひどく発汗します。気候や温度に関係なく起こる症状なので、涼しい部屋や寒い日など目立って仕方ありません。
その状態が人からどのように見られるか気になって余計焦り、不安が大きくなる悪循環に陥ってしまうのでした。どうすれば?と主治医に相談して抗不安剤を処方されるも今一つ効果がなく、何とかしなきゃと焦りがつのりました。そこで私は一旦落ち着いて現状を認識し受け入れ、不安し緊張し焦る自分を見つめることにしました。

ゆっくり焦らず慣らす

私は現在とある就労移行支援に通っていますが、初めて見学に行った時はものすごく緊張して、顏から汗がとまりませんでした。これでは一日体験入所もままならないということで、週2回ほど短時間の見学を繰り返すことで新しい環境への不安を減らすことを試してみました。その過程で通所時の混雑な密室空間にも少しずつチャレンジしていきました。空いている時間帯の電車に乗る、乗っている人の多いエレベーターを避ける。少しずつ人の密度が多くなっても耐えられるようになっていき、移行支援の見学滞在時間も増えていきました。

自由と自信を感じる

不安を受け入れ、それを乗り越えられるように小さなトレーニングを繰り返しているうちに、行動できる範囲が広がり心に余裕を少し感じられるようになってきました。以前よりちょっぴり自由が広がったのです。それはとても私にとってポジティブな感情を得られた瞬間でした。ポジティブな感情を積み重ね経験することで自信が少しずつついてきます。不安や緊張はどんな人にもある、ずっと付き合って生きていくものですから私なりに付き合い方を今でも模索し続けています。私の対処法を次の項目で紹介させてください。

私の対処法

対処は二種類に分けて紹介いたします。まずは不安要素を減らすことです。私は就労移行支援に通所する時や、企業実習に向かう際は必ず予定就業時間より40分程度は余裕をもって到着するようにこころがけています。もし予定時間ギリギリに到着したとすると、普段と比べて心理面でどうでしょう。きっと焦りや不安が大きくなると思います。不安や焦りを予防するための余裕をもった行動というのは普段から意識することで自然と身につくようになりました。もう一つの対処法は、不安や緊張で感じたストレスを発散することです。一番私がお勧めする方法は、その日あった症状を話せる人をつくることです。独りで抱え込むより共有し、理解してくれる人が存在することで心がずっと軽くなります。ひとりで発散するときは、運動や大声で歌うなんていうのもすっきりします。

このように私は人と話し共有しながら自身と向き合って無理せず少しずつ体調を安定させて行ける場所、できることを増やして自信に繋げる試みを続けています。自分を受け入れることは大切なことだと障害を通して知ることになるとは思ってもいませんでしたし、おかげで難しいことや辛いことも沢山ありますが充実感や成長を感じることが時々あるので悪くはないかなと思いながら日々を送っています。しんどいときは独りで抱え込まずに吐き出しながらでも全然構わないと割り切って、障害と付きあいながら楽観的に生きていくことが目標です。

きゃんどる

きゃんどる

自閉症スペクトラム・双極性障害の30代男性です。
趣味はフットサル・クロスバイク
カラオケの18番はチェッカーズのジュリアにハートブレイクです。

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