自己肯定感の上げ方〜自分を受け入れやすくする5つの方法

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自分を好きになろう!なんていきなり言われても難しいですよね。自分が好きだと迷いなく思える人はうらやましいとさえ思います。自分を好き嫌い白黒つけるような考え方だとかえってしんどくなってきてしまいます。そこで好きになる前にまずありのままの自分自身を受け入れるところから始めよう!そう考え自己肯定感というテーマにたどりつきましたのでご紹介します。

自己肯定感とは?

私は現在就労移行支援事業所に通っており、ストレスコントロールや自己分析のプログラムを受講しています。その流れで自己肯定感という言葉を知り、興味をもって自分なりに調べてみました。自分の好きな所と嫌いな所、受け入れ自分自身を認めることが自己肯定感を持つために大事なことであるようです。

自己肯定感チェック

自己肯定感が高いか低いか。いくつかの項目を自身の特徴と照らし合わせてみることであらわれます。自分の意見をはっきり言えるか、自分が周りから大事にされていると思えるか。自分が主体的な言動ができ、肯定的に周囲との関係をとらえられていると自己肯定感が高いといわれています。逆に人の言動を気にし過ぎて流される傾向や、大事にされていない、自分を大事に思えない考え方は自己肯定感が低い傾向にあらわれます。

①ポジティブな言葉に変換する

私が授業で学んだことや調べて実践してみたものをいくつか紹介します。まず自分がネガティブにとらえている自身の特徴を、言葉を裏返してみて思い浮かべてみます。例えば落ち着きがない所を行動力があると置き換える。人目が気になる所を、周りを良く見ることができる性質に見方を変えることで受け入れられないネガティブな自分の個性をちょっぴり許せるようになりました。

②人から大切にされていることを感じ取る

関わる人から与えられる影響ってなかなか侮れない所がありますよね。ポジティブに肯定的な言動を自分にしてくれる人は、とても有り難い存在です。それを受け取る時に大切なことがあります。「〜してくれた」としっかり認識して受け止めることです。してもらったときの自分のポジティブな感情をしっかりとらえることが自己肯定感の高まりになります。人から大事にされていると感じられる事は自分自身を受け入れるためのプラスの要因なので、そういう付き合い方ができる人間関係を私は大切にしています。

③ネガティブな人と距離を置

プラスに働く人間関係もあれば、自己肯定感を下げてしまう人間関係もあります。思い切った言い方ですが、自己肯定感を上げるためには自己肯定感の低い人との関係に距離を置くことも一つの手段です。私は自分が社会復帰して自立した生活を送ることができるようになるまで、冷たいようですが人の自己肯定感を引き上げる余裕はないと考えています。ネガティブな言動をする人からは一歩身を引いて接するのも大事なことです。

④小さい成功体験を積み重ねる

精神障害とうまく付き合い乗り越えていくために欠かせないものが私にはあります。それは「成功体験」です。小さなことで十分なので、成功体験を積み重ねていくことで自信が生まれ、自己肯定感を上げてくれる大きな材料になります。人前で思ったほど緊張せず発表できた、自ら率先して役割を引き受ける姿勢を出せた。そういうささやかな成功体験を積極的に求めるように私は心がけて行動しています。

⑤どうすればうまくいくかを考える

失敗しちゃった。と感じることは生活のなかで必ずありますよね。その時に何で失敗したのかを考えるクセが私にはあります。失敗した原因を考えるのは自然なことですが、意識して違う思考を持つようにしています。「どうすればうまくいくか?」次に同じことを行う時に成功するイメージで考え方を変えることは、ポジティブな自己肯定感につながります。私は失敗を引きずるタイプの性格なのですが、「クヨクヨしても仕方ない」と声を掛けてもらった時、次はどうすれば上手くだろうかと考え気分が少し明るくなりました。

人を変えることはできなくても、自分の気の持ちようは少しずつ変えることができると私は感じています。人生で自分と一番長く付き合う者は自分自身ですし、多少の失敗も大目に見てあげながら日々を以前よりも明るく過ごして今の自分を認めてあげるようにしています。気持ちが軽くなるのでオススメです。

きゃんどる

きゃんどる

自閉症スペクトラム・双極性障害の30代男性です。
趣味はフットサル・クロスバイク
カラオケの18番はチェッカーズのジュリアにハートブレイクです。

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