障がい者支援をするようになって気づいたこと、学んだこと
仕事 その他の障害・病気私は統合失調症と強迫性障害を患っています。過去にはうつ病になったこともあります。そんな私が4月から障がい者枠で働いています。仕事を通して気づいたことや学んだことを書きたいと思います。
働き始めの頃
私は、実習生として来られた障がいをもった方の業務を指導をする仕事してもいます。働き出した始めの頃は不安で、しっかりと実習生さんに教えることができるのか心配でした。当時はおろおろしながら実習生さんに教えていたと思います。実習生さんも初日は緊張して硬くなっていますが、徐々に慣れてきて自分のことを見ている様です。 教えながら自分もいろいろなことを覚えていきました。
気持ちに余裕が出てきて
実習内容を教えるうちに私自身も慣れ、精神的にも時間的にも余裕が出てきました。マニュアルに沿って教えるだけで無く、実習生さんの障害特性や、何に悩んでいるのか、人となりなどを把握する必要があります。その為、実習生さんとの相互の会話を大切にしています。彼らが目標を達成するために、どう自分が関わるべきか考え、日々の指導に反映しています。こうして得られた事を個々人のアドバイスに活かすようにしています。実習生さんも業務を通じて自身と向き合う機会になっているようです。
実習生から教わること
実習生さんとのかかわりを通じて、私自身の障害を見つめ直す機会をもらいました。というのも、実習生の皆さんは自身の障害と真剣に向き合っており、創意工夫をすることで自身の苦手と闘っています。その姿勢や工夫は私の指導方針だけでなく、私自身の障害への向き合い方に大きく影響を与えてくれています。
まとめ
私が指導する上で目標にしていることの一つは、実習生さんの笑顔を見る事です。実習の始め、緊張で固まっていた実習生さんが、実習の終わりには肩の力が抜け、笑顔になっている。それを見る事が私の目標です。
実習は1週間程度で終了しますが、スキルの習熟だけでなく、心の中にも気配りをして、良いアドバイスができればと思っています。私たちの会社に実習に来て良かったと思ってもらえることも私の目標の一つです。
その他の障害・病気 強迫性障害 統合失調症