アートパラ深川おしゃべりな芸術祭、開催間近!

エンタメ その他の障害・病気

(C)AbleArtCompany

江戸時代から続く神社仏閣が存在する深川(東京都江東区)にて行われる、街じゅうを美術館にするユニークな芸術祭「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」の開催日が迫っています。

11月15日(日)~23日(月)の間、障害者アーティストの作品を中心に街いっぱい展示する世界的にも稀な取り組みです。開催日が近づきつつある今、もう一度告知をさせて頂きます。

第1回アートパラ深川大賞の入選者作品

全国から寄せられた障害者アーティストの作品を対象にコンペが開催されており、7月の一次審査と9月の二次審査を経て入賞者が決定しました。入賞作品150点は芸術祭の間じゅう、深川不動尊地下「ロータスホール」と清澄白河のレンタルホール「The Fleming House」にて展示されます。

このうち上位入選作品39点については、22日(日)15時から中村中学校・高等学校新館LADYにて授賞式を行います。

その他豪華な催し

オープニングセレモニー
開催初日の15日(日)11時より、富岡八幡宮参道大鳥居前にてオープニングセレモニーが行われます。ダイナミックな福住太鼓の演奏や「みんなのアート絵馬神輿」のお披露目、アートパラ深川大賞の発表が控えておりますので、新入生歓迎会のつもりで是非ご参列ください。

門前仲町エリアの街なかアート
アートパラ深川大賞とは別に、「エイブル・アート・カンパニー」から選出された15人のスペシャルアーティストが手掛けた作品150点を展示します。展示場所は富岡八幡宮と深川不動堂を中心としたエリアになります。

車椅子トラベラーMiyoの散策コース案内
18日(水)と19日(木)の両日13時から、Miyo(三代達也)さんによるスペシャルプログラムが企画されています。車椅子で世界を旅するMiyoさんによる、世界旅行の話や車椅子体験といったプログラムを予定しています。

オンラインギャラリー
遠隔地からでも芸術祭を楽しめるよう、バーチャル美術館の「オンラインギャラリー」も設置いたします。対話型鑑賞・イベント・ライブ配信など、オンラインならではの取り組みを毎日行っていきますので、全国どこからでもご参加ください。オンラインギャラリーは芸術祭の期間だけでなく、12月31日(木)まで開催しております。

主催者からのメッセージ

実行委員長 上田欽一
趣味でアートを購入する中、重度の自閉症を持つ方が手掛けた作品に出会ったのが、障害を持つ方々のアートを応援するきっかけです。障害を持つ方々のアートが持つ素晴らしさや価値を一人でも多くの人に知ってもらいたく、地元・深川で「アートパラ深川おしゃべり芸術祭」が立ち上がるのに際して実行委員長に名乗りを上げました。
我々地元住民が多く集まり動いていく中で、最初はアートに興味を持たなかった人も今やファンとなり、「アートパラ憲章」に掲げる「共生社会の実現」に近づくよう奮闘しております。障害者家族や施設関係者なども加わり、我々はこの街で新たな文化を萌芽させるため前進し続けています。

総合プロデューサー 福島治(東京工芸大学教授)
障害を持つアーティストの展覧会はほとんど観に来る人がいません。しかし欧米だと多くの人が押し寄せ、作品が高額で取引されるほどの大イベントです。日本でも障害を持つアーティストの作品を“魅せる”機会を設けたいと考え、街じゅうを展示場にする企画に行き着きました。街を歩くと起こる偶然の出会いから、アートの魅力を直接感じてもらいたいです。
芸術祭が開かれるのは9日程度ですが、毎年の開催を通じてアートと伝統と繋げる365日の取り組みに育てていけたらなと思います。アートと伝統を融合させた「みんなのアート絵馬神輿」の実現はその一つです。市民芸術祭ならではの「常識破り」で新たな価値を創造します。

公式サイト

【アートパラ深川】
https://www.artpara-fukagawa.tokyo/

障害者ドットコムニュース編集部

障害者ドットコムニュース編集部

「福祉をもっとわかりやすく!使いやすく!楽しく!」をモットーに、障害・病気をもつ方の仕事や暮らしに関する最新ニュースやコラムなどを発信していきます。
よろしくお願いします。

その他の障害・病気

関連記事

人気記事

施設検索履歴を開く

最近見た施設

閲覧履歴がありません。

TOP

しばらくお待ちください