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東京2020公式大会の文化プログラムである「東京2020NIPPONフェスティバル」が、感染対策などの見直しを含めたうえで2021年に実施されることとなりました。

主催プログラムは引き続き「参加と交流」「共生社会の実現に向けて」「東北復興」の3テーマを掲げ、他にも新たな共催プログラムが決定されています。

バーチャルで輪になって踊ろう

わっさい

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テーマ「参加と交流」のプログラムで、「世界はもういちど、『わ』になれる。」をコンセプトとしています。オリンピックやパラリンピックに出るアスリートでなくとも誰もが文化交流できる場所が、オンラインで開催される「わっさい」です。プログラムの詳細は追々明らかになりますが、現時点では「皆がバーチャルで『わ』になって踊る」「バーチャルのスタジアムで世界中の皆の絵が登場する」とだけ説明されています。

開催日時：7月18日（日）18時～（予定）
開催場所：オンラインでライブ配信予定

総合演出　菅野こうめいさんのコメント

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日本は「大和」の名の通り、大いなる心で和やかに輪になって暮らす国です。「縁」を尊び「円」をつくり、「円」が「輪」になり、「輪」が「和」を生み出してきました。世界中の人にそれを見て知ってもらいたく、「祭り」へ思い至りました。それが、オンライン・フルリモートの新しい祭り「わっさい」です。
今宵、世界は「縁」で結ばれ「円」を描きます。世界はひとつの「輪」になります。世界は必ず「和」になります。皆で「わっさい」に参加し、新しい祭りを創りましょう！

新たな「まぜこぜ」プロジェクト

MAZEKOZEアイランドツアー

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テーマ「共生社会の実現に向けて」のプログラムは、東ちづるさん主導の新たな「まぜこぜ」プロジェクトです。出演アーティストやイベント参加方法は後日発表となりますが、「様々なアーティストやエンターテイナーの表現が繋がり合う島々を巡り多様性を可視化する」というコンセプトのもとプロジェクトは進行中です。

開催日時：8月22日（日）16時～（予定）
開催場所：オンラインでライブ配信の予定

東ちづるさんのコメント

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「共生・多様性社会の実現を目指す」と人は言いますが、「目指す」では語弊があります。私たちは実際に多様な人間として共に生きている訳ですから、すでに「まぜこぜの社会」で動いています。ところが、理解や尊重を得られずに生きづらさを感じている人が大半です。すぐ傍の生きづらさに何故気付けないのか、人権を頭で理解はしていても実感には至っていないかもしれません。
今回は「共生・多様性」を可視化し体験できる映像の企画・構成・キャスティング・演出に関わりました。まずはこの「エンタメ」をシンプルに愉しんでください。そして誰かと対話・考察・アクションし、社会にある様々な障壁を飛び越えるきっかけになればいいなと思います。「共生・多様性」とわざわざ叫ばなくていい、寛容でフラットな世界を皆で繋がりつつ目指したいです。

また、8月中旬には横浜で地方公演にあたる「カガヤク ミライ ガ ミエル　カナガワ　2021」が開催される予定です。

巨大人形の復興巡り

しあわせはこぶ旅　モッコが復興を歩む東北からTOKYOへ Presented by ENEOS

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「モッコ」とは、岩手・宮城・福島の子ども達とともにワークショップで作られた高さ約10mの巨大人形です。手足を動かし表情も作るモッコが、東北各地を回りながら東京を旅し、その途上で東北各地からメッセージを受け取り、現在の東北を発信します。各地で行われるイベントの内容は、後日発表となります。

イベント日程
5月15日（土）岩手県陸前高田市　高田松原津波復興祈念公園
5月22日（土）宮城県岩沼市　千年希望の丘　相野釜公園
5月29日（土）福島県南相馬市　雲雀ヶ原祭場地
7月17日（土）東京都新宿区　新宿御苑　風景式庭園

クリエイティブディレクター　箭内道彦さんのコメント
「復興五輪」という言葉が萎んでしまった今、世界中に震災から10年後の東北の姿を知ってもらう方向で準備を進めています。災害やコロナが多くの溝を生んだ中、人と人とをもう一度綺麗に繋ぎ直すように、復興する東北の姿が世界中に元気を与えるように、細心の対策を講じながら進めています。

共催プログラム多数

この他、共催プログラムとして次の10のプログラムが予定されています。

「信州・アート・リングス～文化でつながる。文化を創る。そして美しい未来へ～」（長野県）
「現代日本の系譜　タマビDNA展」（多摩美術大学）
「ふじのくに野外芸術フェスタ2021静岡宮城總演出SPAC『アンティゴネ』公演」（ふじのくに野外芸術フェスタ実行委員会）
「伝承のたまてばこ～多摩伝統文化フェスティバル2021～」（八王子市など）
「ふるさとの祭り2021」（福島県、ふるさとの祭り実行委員会）
「ヨーソロー1000人プロジェクト～千葉から千の響き『和太鼓1000人打ち』」（ヨーソロー1000人プロジェクト実行委員会）
「あきた民謡祭2021」（秋田県、あきた民謡祭実行委員会）
「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会　安全祈願奉納流鏑馬」（公益社団法人大日本弓馬会）
「完全版マハーバーラタ～愛の章/嵐の章」（完全版マハーバーラタ実行委員会）
「国立競技場の木のコカリナが奏でるコンサート～世界中の友達に平和を～」（NPO法人日本コカリナ協会）