生きづらさを抱える私を支えてくれた音楽〜パニック障害があってもライブに行ける理由
エンタメ パニック障害・不安障害パニック障害があると、ライブに行くのは難しいです。私は音楽が大好きで、心の支えになっているので、ライブに行くことも好きなのですが、どんなライブでも行けるわけではありません。閉鎖的な空間、人混み、大きな音、自由にトレイに行けない…など、困りごとが多いです。そんな中、私が何年も行っているのが、元19の岩瀬敬吾さんのライブです。
実際、自分では岩瀬さんとお客さまに迷惑がかかってしまうから、もうライブに行くのをやめようかな…と思った瞬間もあったのですが、岩瀬さんの優しさのおかげで、やっぱりまた続けて行こう!と思ってしまいます。
なぜかというと、私はトイレによく行くのですが、緊張していたり、サプリメントを飲んだ後など、普通の人からみるとさっき言ったばかりなのに?というくらいのペースで行ってしまうことがあります。なので、そのことがその場にいらっしゃる皆さんの迷惑になるのではないかと考えてしまって、もう行くのやめようかな?と本当に落ち込んだことがあったのですが、それを本人にお伝えすると「全然大丈夫ですよ!また来てくださいね!」と本当に気にしないでという表情で仰ってくれました。「ライブも病気をしていて、2年ぶりに来ました」と伝えると、「もう体調はいいんですか?」と気遣っていただけて、それだけで嬉しくて元気になりました。
もともと19の時からファンで、その頃は見た目や声がタイプで音楽も好きでというミーハー心だったのですが、今では本当に音楽と人柄が大好きです。ライブに行くと必ず元気になります。もちろん今もかっこいいです。
岩瀬さんが親友を亡くされた時に作られた「Halloween」にどれだけ救われたかわかりません。その事を本人に話したら、「曲作ってよかったです」と、親友のことや曲のことを話してくださいました。21年ファンで曲を聴いているので、私の人生に欠かせない大切な存在になっています。
下北沢の遊歩道を歌った曲「レディオステレオ」も大好きで、ちょうど私の親友が亡くなる直前に下北沢で遊んでいて、曲を聴いたらその時の想い出がなぜか蘇り、切なくて泣きたくなるけど、病気で闘病中や会えなくて寂しい時、亡くなった後の絶望も曲が癒してくれました。ライブ会場も素敵な場所ばっかりで、お客様も優しく居心地が良いです。これからもずっとライブに行きたいし、大好きです。辛い気持ちに寄り添ってくれる優しい曲がたくさんあります。ライブ中MCで、「嫌なことなんてないからね」と言われると本当にそう思えてくる。生きづらさを抱える私にとって心の支えになっています。
YouTubeでも聴けますよ。
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