写真：岡平健治（ex.19）さん率いる3B LAB.☆Sのライブ風景

滋賀県甲賀市にある障害福祉施設「やまなみ工房」は、利用者の個性・感性・自主性を重んじ、自由な創作活動を行っています。利用者一人一人がありのままの表現として創作をした絵画や粘土の作品は、海外でも高く評価され展覧会への出展や販売をされています。

そんな「やまなみ工房」では、利用者の作品ギャラリーや新たなコミュニティ拠点として「やまなみ工房livehouse banboobon」を立ち上げました。様々な有名アーティストによるライブが開催されています。また、障害のある方々の作品を展示するギャラリーとして、また地域の皆様や様々な文化に触れる新たなコミュニティの場として、ライブハウスを運営し広く情報発信を行っています。ライブハウス設営の理念や想いをやまなみ工房でライブを担当しているスタッフ棡葉昌大さんに伺いました。

ーーBan Boo Bonを立ち上げたきっかけや苦労したことは？

「やまなみ工房」を拠点に地域において様々な分野におけるアートや音楽を社会に発信することで、さらなる地域の活性化を目指し多様な人々の相互交流を深めようという思い出立ち上げました。

立ち上げ時はライブハウスを運営するにあたり初めての事が多かったので、ご出演いただく方とのやり取りや、必要機材であったりキャッシャーや物販販売、飲食販売等のノウハウを学ぶ事に苦労しました。

また、お客様にお越しいただくにあたっての宣伝方法に大変苦労しました。街中のお店や個人の方に少しでも様々なライブ情報を知っていただくためにご協力いただきました。WEBでの告知も幅が広がるよう工夫し宣伝させていただいています。

ーー障害のある人にもライブを見ていただくためにどのような工夫をされていますか？

BanBooBonを立ち上げたきっかけのひとつに、どのような方でも見に来ていただけるライブハウスを目指しました。車イスの方や視覚に障害を持たれる方、様々な方が当ライブハウスにスムーズに来ていただける様、駅送迎での車イス車両運行や会場内の駐車スペース確保、会場内でも安心していただける様スタッフでの誘導等させていただいています。また、公演中でもエスケープできるよう場所を確保し、お越し下さる皆様に楽しんでいただけるよう心掛けています。

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  近藤房之助さんのライブ風景

【SOLD OUT】『高野寛×宮沢和史×おおはた雄一 in やまなみ工房』
【公演日】2019年5月25日（土）

【SOLD OUT】『田口淳之介 スペシャルアコースティックライブ』
【公演日】2019年6月1日（土）

『Color』吉野晃一プレミアムアコースティックライブ
【公演日】2019年7月13日（土）
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『泉谷しげる 全力ソロライブ！甲賀』
【公演日】2019年7月20日（土）
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『宇崎竜童　弾き語りライブ』
【公演日】2019年8月3日（土）
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