障害福祉サービスの地域格差~就労支援事業所数の現状③

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出典:https://www.photo-ac.com

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私は2017年にうつと診断されました。しかしそれまではうつなどとは縁もなく、一社会人として過ごしていました。私は岡山で勤務していたこともありますが、岡山は駅周辺から少し離れるとのどかな田園風景が広がっております。そのような場所でもし就労支援を受けたい場合、大阪のような都市と比べて違いはあるのでしょうか。

ということで、「就労支援事業所数の現状」第3回目は、岡山県岡山市北区にスポットを当ててみたいと思います。

地域の概要

参照:岡山市ホームページ http://www.city.okayama.jp

始めに、岡山市は岡山県の県庁所在地で、中国地方第2の都市です。政令指定都市の為、北、中、東、南、と4つの行政区に分かれております。

その中で北区は、岡山駅や岡山空港、また大型商業施設などがあり、岡山市内で最も人口が多い区です。しかし同じ岡山市北区でも、岡山駅などがある南側と、岡山空港などがある北側では、様子がまるで異なります。

この地域の就労支援施設

参照:岡山市ホームページ http://www.city.okayama.jp

上記ホームページから就労施設を数えますと、以下の表のとおりです。

事業所の種類 事業所数
就労A型 31ヵ所
就労B型 25ヵ所
就労移行 9ヵ所

うち
就労B型と就労移行を併設している事業所…2ヵ所
就労A型と就労B型を併設している事業所…2ヵ所

※他の障害者福祉事業と併設している事業所もございます。

気づき

上の表だけを見ると、選択肢も多く充実しているように見えますが、詳しく調べてみると、やはり岡山駅の周辺や多く、その他は第2回目で紹介した雲南市のように点々としている印象を受けました。特に、岡山市の北部、建部地区には就労施設がありません。もちろん他の地区から送迎がある事業所もあると思いますが、選択肢と言う観点では充実しているとは言えないでしょう。

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参考文献

岡山市北区
http://www.city.okayama.jp/kitaku

障害者ドットコム「就労継続支援A型とB型?それぞれの違いとメリット・デメリット」
https://shohgaisha.com

障害者ドットコム「就労移行支援事業所とはどんな所?利用者が語る就労移行支援事業所とは?」
https://shohgaisha.com

ユキダルマ

ユキダルマ

大阪府出身の20歳代男子です。
2017年、うつと診断されました。
現在は精神保健福祉手帳3級を取得。就労移行支援事業所に通所しつつ、長期就労を目指します。
趣味はスポーツ観戦、鉄道旅行など多岐にわたります。

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