精神障害者である私の日常

統合失調症 強迫性障害
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精神障害といっても症状は多々あります。精神の病気は見た目にはわかりづらいですが、本当に精神的にも肉体的にもしんどいものです。皆さんはそんな症状を抱えながら、日々、どのように過ごしているのでしょうか?私の体験をお話ししたいと思います。

入院中の私

入院の初期は、まだまだ症状がひどくて、妄想と現実の区別がつかず、医師にも看護師にも反抗的でした。一日中ベッドの上で頭の中に浮かぶ妄想を相手に独り言をいったりしていました。その時は自分の妄想の世界にどっぷりとつかっているので、退屈感はほとんどありません。症状が落ち着いてくると、医師とも意思の疎通ができて、看護師とも仲良くなり、他の入院患者さんとも話をしたりトランプをして遊んだりとゆったりと過ごしていました。ただ、症状が良くなればなるほど暇をもてあそぶことが多くて、楽しみは食事くらいで、早く時間が経たないかなと時計ばかり見て過ごすことも度々あり、退屈が苦痛でした。そうなると自分の家に日帰りで帰ってみたり外泊したりと、徐々に退院後の生活に向けて予行演習のようなことをしていました。今思うとゆったり過ごしながら自分を振り返る時間をつくる事ができたので、私は入院という選択肢は一つの手段としてお勧めできます。

退院後の私2

退院するとうつ病になることが度々ありました。何もする気が起きず、食欲もなく夜も眠れないので、ただ精神も体もしんどくて、ベッドで寝たままテレビをつけているだけで、テレビを見ているのか見ていないのかわかりません。父からは廃人のようだといつも怒られていました。プールに行けとか散歩に行けとかいろいろ父からいわれました。正直苦痛でした。私のうつ病の症状をもっと家族、特に父に理解して欲しかったです。頭の中では被害妄想が展開します。何も考えずにただ寝転んでぼーとしていたかったいのにそうさせてもらえず、嫌々プールに行ったり部屋の掃除をしたり、苦しいやら悲しいやらで辛かったです。そんなうつ病もジプレキサという薬を飲むと、3ヶ月くらい寝れなかったのが10時間くらい熟睡できて、気分も爽快になり、被害妄想もなくなり、うつ病がいっぺんで吹っ飛んだように良くなりました。

自分からのアクション

私は自分と同じ精神障害者の方たちと知り合いになって、友達をつくりいろいろな情報交換をしたくて、区役所に福祉課に相談に行きました。何カ所か精神障害者の利用する施設を紹介してもらいました。実際に行ってみると雰囲気が暗く、また、利用者も少数しかいません。利用者は一様に無口で会話などはなく、こちらから話しかけても返事が返ってきません。私は一度行っただけで、二度と行きませんでした。 私は就労移行支援所というものを知り行きました。原則、障害についての話はタブーでしたが、就労に向けての訓練の中で、同じ精神障害者の方々と世間話をしたり、トランプをして遊んだりと、楽しくコミュニケーションをとることができました。そして就職もできました。

まとめ

就労移行支援事業所は、就職を支援することを前提とした事業所です。私はその前段階で、気軽に精神障害者が集え、楽しく過ごせて友達も作れるような施設はないのでしょうか?ないなら作ってみたいと思うくらいです。気軽に話せる場があると、いろいろと刺激になります。勿論良い刺激ばかりではないと思います。中には悪い刺激になってしまうこともあると思います。ですが、一日中家の中に閉じこもっているのではなく、例え1時間でもいいから外に出かけるきっかけとなるような場所があればいいなと思います。そして次は就職ということになり、就労支援事業所につながっていくように思います。

yukoばばあ

yukoばばあ

52歳。30代から統合失調症になる。40代になって強迫性障害も発症する。幻覚、幻聴、妄想状態になり、現実と妄想の区別がつかなくなるが、入院治療と退院後は服薬治療で症状は治まり安定している。強迫性障害は継続中で、すぐに不安になり確認行為が続いているが、少しづつ回復に向かっていると思う。これまでに事務職や相談援助職をを経て、現在人生最後の就職活動中。自分が建てた家の中庭を見ながら過ごす休日に癒されている。

統合失調症 強迫性障害

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