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強迫性障害とは?何度も同じことを確認せずにはいられない病気です

出典:http://www.photo-ac.com

強迫性障害ってどんな病気?



強迫性障害は不安障害の一種で不快な考えが何度も頭に浮かんでそれが頭から離れることができず、自分では無意味なこととわかっていながらも何度も同じ行動や確認を繰り返してしまう病気です。自分の意志に反して頭に浮かんくる払いのけることが難い考えのことを強迫観念、そして「無意味」とわかっていてもある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。

残念ながら発症のはっきりとした原因はわかっていません。しかし、症状が続く原因や悪化などは解明が進んできている部分もあり、脳内の神経伝達物質であるセロトニンなどの機能異常によって起こると推定されています。

また、この病気は自分で病気だと自覚したり気が付かない人が多いです。しかし、逆に気がついている人でもこうした症状を恥ずかしいと思い、自ら人や医者に相談・治療を行わず一人で苦しむケースもあります。


どんな症状があるの?



火元の確認や戸締りなど不安になり家に確認しに戻ったというようなことは日常生活の中で経験ありますよね?しかし、そういった行動が度を越えて現れ、不安で何度も何度も確認せずにはいられなくなり、それがエスカレートしていき日常の生活にまで影響を及ぼしてしまったりするのがこの病気の症状です。

他にもよくある症状にはこういったものがあります。

・不潔恐怖と洗浄
・他傷行為への加害恐怖
・安全確認行為
・儀式行為
・順序や数字にこだわってしまう
・物の配置などにこだわる



治療法ってどういうものがあるの?



強迫性障害は治療で治すことが可能な病気です。

・認知行動療法−強迫行為を我慢して行わない行動療法
・薬による治療−抗うつ薬のSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)等

上記二つを中心に上手に組み合わせて治療すると効果的だといわれています。


強迫性障害を見つけるための質問

 

強迫性障害かどうかを見極めるために医師からこのような問いかけがあります。

1.どういったものを汚いと思いますか?何度も繰り返し手洗いをしますか?
2.カギをかけたか気になり、何度も同じことを確認しますか?
3.繰り返し浮かんでくる考えや行為で何か困っていることはありますか?
4.1つひとつの行為をやり終えるのに長い時間がかかりますか?
5.順序正しいことや左右対称にとらわれすぎていませんか?



強迫性障害は気付きにくかったり、気が付いていても言い出しずらい病気かもしれません。しかし治療によって克服が可能な病気ですので、自分に当てはまると感じた時には一人で悩まないで医師に相談・治療することが大切です。

障害者ドットコムニュース編集部

障害者ドットコムニュース編集部

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