言動以外に見られる発達障害の特徴とは?

発達障害

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私は、発達障害専門の就労移行支援事業所に通っています。一般的に発達障害の特徴は言動に出るとされていますが、それ以外の特徴もあります。今回は、どういったところによく見られるものなのか、それを幾つか紹介したいと思います。

1.しぐさ

発達障害の方の中には、独特のしぐさや癖を持たれている方がいらっしゃいます。私の場合、手の爪をいじくったり、酷い時には噛んだりしてしまう癖があります。直そうとは思うのですが、幼少期からの癖なので難しいですね。

また、貧乏ゆすりやペンをカチカチされたり、独り言など、健常者の方にもみられるものも多いですが発達障害の場合それが顕著に見られます。それらの中でもされている方が多く見えるのは、独り言です。自分のしようとしている事をハッキリさせるために言われるのと、自分の思考を整理するために言われるのと、2つのパターンがあります。前者は、ある程度大きな声ではあるものの、その意図が分かりやすいです。後者は、小さな声で話されることが多く、傍目には口をもごもごさせているようにしか見えません。

2.服装

私の通う就労移行支援事業所では、月に1度スーツで来なければならない日があります。面接訓練を行うためにこのようなルールが決められているのですが、そこで指摘を受けられる方が多いです。具体的に言うと、ネクタイが曲がっている、シャツの袖が長すぎる、ズボンのすそが短すぎる、ベルトの位置がおかしいなどがあります。根本的に、スーツとは認められないセットアップを着られている方もいらっしゃいます。

また、私服でも特徴がある方がいらっしゃいます。私も、服装を選ぶのが面倒くさいという気持ちから、服を買う時に決めた上下一式しか着ていません。例えば、Tシャツを買う時に、合わせるズボンは何をするかを決めて買い、それ以外のズボンと合わせることはありません。つまり、着回しが出来ないということです。他にも、いつも同じ服装を着られているなどがあります。不快なにおいがするわけではないので、同じものを何着か持たれているのだと思います。よっぽどその服が気に入られているのか、日ごとに違う服を選ぶのが面倒くさいのか、どちらにしても発達障害からくるこだわりからくるものだと思います。

3.道具

また、発達障害の方の中には、特性に対応するため、道具を使われている方もいらっしゃいます。中でも最も多いのは、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンです。発達障害の特性の中には、聴覚過敏というある特定の音が酷く不快に聞こえるというものがあります。例えば、キンキンとした高音の話し声、カチャカチャというキーボードの入力音などです。その音を聞こえないようにするために、イヤホンを使っているのです。ここで、音を聞こえないようにするなら、なぜ耳栓を使われないのかと思われるかもしれません。イヤホンより耳栓の方が安価ですし、目立ちません。こうしたデメリットがある中で、なぜイヤホンを使われるのかは、本人に直接確かめた事はありませんが、推測することはできます。ノイズキャンセリングは耳栓と違い、高価なものには周囲の音から話し声だけが聞こえるようにできる機能があるようです。イヤホンを付けたまま仕事をする前提で考えると、人の声が聞こえた方が話し掛けられた時にすぐ反応できるなど、イヤホンの方が良い場面もあるのではないでしょうか。

発達障害と言うと、一般的にはコミュニケーションの問題が取りざたされることが多い印象ですが、それ以外の特徴もあるのです。ここまで読んで頂いたことで、少しでもそれが伝わったなら幸いです。

チビ

チビ

大学生の時に、広汎性発達障害であると診断され、数年後の診断では自閉症スペクトラム障害と診断されています。今は、就労移行支援事業所で、就職に向けて様々な訓練を受けています。拙い文章ではありますが、皆さんのヒントになれば幸いです。

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