私のうつ病における体調安定について

うつ病

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私は現在うつ病で、就労を目指して就労移行支援事業所に通所しています。現在、就職活動の準備をする中で、うつ病での体調安定がいかに重要であるかということに気づかされました。では、その体調は、どのような状態をもって安定したといえるのでしょうか?今回は私が事業所へ通い始めたころから、就職活動に入る直前である、現在の体調からうつ病の体調安定について考えて行きたいと思います。

私がうつ病になってから歩んできた体調安定への道は3段階に分けられると思います。まず「自他ともに認める体調が悪い状態」、次に「自分では体調が安定していると思っているが他の人からは体調が安定していない状態」、最後に「自他ともに認める安定した状態」の3段階です。

1step自他ともに認める悪い状態

最初のころは誰が見ても体調が悪いといえる時でした。私は通所間もないころは日々事業所に通うことが億劫に感じたり、周りの人の言動にすぐイライラしていました。家に帰っても悪いことばかり思い返します。当然、睡眠も安定せず中途覚醒ばかり繰り返していました。そのときの私は就労意欲だけはあったので、頭痛やめまいで体が動かずどうしようもない時以外は、可能な限り事業所に通所することを心掛けたのです。日々苦しみながらも3カ月通所する努力を続けました。また、事業所から指示された1日の睡眠、食事、通所の時間を1時間おきでわかる記録表に毎日記入しました。この記録表は後の段階でも活躍しました。

2step私はいいけど周りから見ると……

通所し始めてから3カ月ほど経った頃です。このときの私は、直前の1カ月間休まずに事業所に通所することができたので、体調が安定してきて就職活動ができると思い込んでいました。しかし、事業所の他の方から「もう少し待ったほうがいい」「このままではもったいない」といわれました。何が「もったいない」のかわからないところもありましたが不承不承、就職活動に入ることを先延ばししました。

3step自他ともに認める安定した状態

先延ばしにしてから2カ月して、以前は体調が安定していなかったことが記録表からわかりました。かつて治まったはずの中途覚醒が記録表の中で再発していたのです。そしてその中途覚醒は2カ月を通してほとんどなくなったことも記録表でわかり、睡眠の安定と日中の生活の安定により自他ともに認める安定した状態になりました。

4step?安定したさらに上を行く状態

うつ病での体調安定について記録表で説明ができるようになったと書きましたが、最後の段階として私の思うさらに踏み込んだことを書きたいと思います。それは、日々の生活や事業所の通所を楽しくできているかということです。通所で楽しいことなんてないと思われる方もいるかもしれません。しかし事業所は就職のための支援するところです。事業所のカリキュラムを楽しく、余裕をもってできるようになれれば、その先にある就職後についても余裕をもて、就労後に何かあってもショックが小さくなります。ただ、これについては「これをすれば楽しくなる」というものを挙げることができません。楽しいと思うことは人によって違います。私の場合は、これまでやってきたことが実績として伴い、それに対して自己評価できればうれしく感じます。実際に私が取り組んできたこととして、事業所での研修、認知行動療法、日頃の体調の記録、良かったことを書き残す、私生活の目標を立てるなどの取り組みを実施し、それを振り返れたことが大きかったと思います。

最後に、私は現在まだ就職活動の直前の段階にあり、必ずしも現状が正しいとは限りません。この先、就職できさらに長期就労ができて私生活も楽しく過ごしていけるのかは未知です。ただ、私が今まで取り組んできたことが、日々が楽しいということにつながっていることと、この先も同様に生活の記録、体調の安定、そして日々を余裕をもって過ごせることを意識していきたいと思います。

ミック

ミック

うつ病(気分障害)を6年罹り。最近になり就労移行支援事業所に通い、体調安定をさせつつ長期就労に向けた就職活動を行っています。趣味は最近ほぼ毎日のランニング、好きなものはコーヒーです。

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