「自立センター前穂」大阪・高槻で知的障害者の生活を多様なプログラムで支援

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出典:自立センター前穂

心からの笑顔を発信



JR高槻市駅から北に約1.5km進んだ住宅地の一角に「自立センター前穂」はあります。利用者はおよそ300名。そのうち、知的障害者の方が9割以上を占めています。障害福祉サービスとしては、レスパイト先(ご家庭のご事情や、介護負担軽減のための緊急宿泊施設)としての機能や、居宅介護や移動支援などのサービスを提供されています。

そのサービスを提供する理念とはズバリ
「福祉を通じて互いの測り知れない可能性を形にし、心からの笑顔を世界に発信します」
というものです。

障害者とヘルパーがお互いの可能性を掘り起こし、その成果が「心からの笑顔」となっていく。

その過程を「自立センター前穂」さんは月間通信物「前穂通信」として、発信されておられます。その号数はなんと141号!(平成28年9月現在)ぜひ、興味を持たれた方は、ご覧いただければと思います。

特徴的な活動 〜登山プログラム〜

 

基本の福祉サービスのみではなく、社会参加や余暇活動にも力を入れておられます。障害者の方々が、自立に向けて取り組むプログラムも多岐に渡っています。

特に目玉となる活動が「登山活動」!

年に一回、夏から秋にかけて日本百名山と呼ばれる山々や、3000メートル級の山にアタックするプログラムがあります。そのために、常日頃から登山訓練を行い、個人装備も高山に耐えうる道具を揃えて、来るべき日に備えます。

本格的な登山を達成したら、これまでにない充実感と同志との一体感を得ることができるでしょう。そして、何よりも自然の奥深さを山々から学ぶことができ、新たな心で自分と向き合う事が出来るのではないでしょうか。

文(芸術)と武(運動)、好きな方を選べる数々のプログラム



その他の余暇支援サービスも充実しています。そして、プログラムによっては、将来の自立を手助けする活動にもなると思われます。

まずは「陶芸」。センター所有のろくろや電気窯で焼く事ができるプログラムは、手や指先だけではなく、全身を使いながら、感性を刺激し、自由な発想で物を生成していく過程を楽しめます。

そして「運動」。元インストラクターの方が指導されるプログラムは、近隣の体育館やグラウンドも利用して、メニューを提供しています。豊富なメニューで、自分に即した手ごろなメニューを見つけ、楽しく体を動かすことで体力をつけることができます。

その他にも、「調理プログラム」で楽しみながら食事を作ったり、スタッフさんが楽器を演奏して利用者さんが即興で歌ったり踊ったりする「ライブプログラム」等、利用者さんに人気のプログラムもあります。

その中で、自立センター前穂さんがこれから更に力を入れていきたいのが「絵画プログラム」だそうです。利用者さんの自由な発想で、芸術的才能をどんどんと発揮して頂きたいと考えているそうで、利用者さん自身が思いもしなかった、未知の才能が発掘されることもあるそうです。

今後は、「絵画レンタル」事業というのも始めていきたいと考えておられるそうで、より、絵画によって自己表現をする場や機会も増えていくのではないでしょうか。

今後の展望



レスパイトの宿泊提供から、通院・居宅介護、更には余暇支援プログラムなど、多岐に渡るサービスを提供している「自立センター前穂」。その他に肥満を防ぐための食事制限やダイエットの指導も行われたりしています。

そんなサービスを提供し続ける「自立センター前穂」は、2003年10月24日設立。もうすぐ設立13年になります。社長の山嵜秀記さんは、「今後は生活介護の事業を始めて、日中に活動する場を作りたい!」と熱意を持って、サービスの拡充に取り組んでおられます。

地理的に使いやすい場所にお住いの方、登山プログラムなど個性的なプログラムに惹かれた方、また、色々とお困りの事がおありの方に「自立センター前穂」の存在を知っていただきたいと思います。

利用者さんが心から笑える日を創っていくため、「自立センター前穂」は歩みを止めることなく、様々なサービスを提供してきたいと考えておられます。ぜひぜひ、少し足を運んでみられてはいかがでしょうか?

障害者ドットコムニュース編集部

障害者ドットコムニュース編集部

「福祉をもっとわかりやすく!使いやすく!楽しく!」をモットーに、
障害・病気をもつ方の仕事や暮らしに関する最新ニュースやコラムなどを発信していきます。
よろしくお願いします。

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