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私は以前のコラムでテレワークで在宅ワークを活用しての就職が目標だとお話ししましたが、私には海外移住という大きな目標があります。今回のコラムではなぜ私が海外移住に本格的に興味を持ち始めたのかという理由とそこに向けてクリアするべき課題についてじっくり触れていきたいと思います。

日本の企業はリスクマネジメントに長けている

私が実際に就職活動を行ってみて受けた印象として日本企業はリスクマネジメント能力に非常に優れているという点です。企業側はなるべくリスクを最小限な物にした上で人材を確保したいのは当然の事ながら日本の企業は特にその傾向が強く感じます。

なかなか就職をする事が難しい重度障害者が多い事が顕著に現れている良い例だと思います。この風潮のためにまだまだ働き方に制約がかかってしまっている障害者も多いのではないかと思います。ただ、入社する事自体へのハードルが高く設定されてしまっている分、企業ごとに多少の差はあるものの入社後の離職率は海外と比較した場合低割合に留める事ができています。この事は日本企業が誇るべき事実なのではないでしょうか。

米国等の海外企業は実力主義である場合が多い

米国を中心に海外企業は実力主義な事が多々あるので就職に向けたバックアップは整備するものの、実力が足りなければ即解雇されてしまう、といったようなイメージがあります。

ただ、先ほども述べましたが海外の企業は日本企業とは評価軸が異なり実力主義なので客観的に自身の能力自体を評価して事ができるという点、将来的に英語圏で生の英語を聞きながら仕事、生活をしていきたいと考えている点、個人的に英国への留学、移住に興味がある点、等の理由から海外、主に英国での就労、移住について隙間時間に調べてみています。そこで改めて浮き彫りになった移住を実行に移す為の課題について説明していきたいと思います。

英国での就労の為にクリアするべき課題

就労ビザの習得がそもそもかなり厳しい上に英国は転職社会なので職種によって収入の差が激しいという事もあり、安定した長期の収入が見込みづらいという点も大きな懸念材料の一つとして挙げる事ができるでしょう。

選考の優先順位に関しても英国永住権保持者→近隣諸国の外国人労働者→日本人の英国での就労を目的とした労働者、の順に選考されると推測できる為、非常に狭き門を突破しなくてはいけません。それだけでなく慣れない土地、異なる文化への順応、衣食住の確保。重度障害者の場合これらの環境整備だけでなく、現地で支援可能なヘルパーの確保も必要となります。当然ながら仕事を通して必要なスキルや英語力を習得した前提での話しになります。

この事からも英国への移住は相当厳しい物であると言う事ができます。ではまずどのように対策を立てれば良いのか、という事について結論でお話ししていきたいと思います。

結論

イギリス移住を目指す為に必要な課題を考察してきましたが、様々な要素から何の職務経験も無しに渡英する事は現実的ではないと感じました。そこで日本企業で様々な職種での経験を積み上げ、そのノウハウを基に英国での就労を目指しつつ衣食住やヘルパー等の周辺環境を整えて英国への永住を目指すというのが、一番現実的で理想的なプランだと感じました。課題は多くありますが、このプランを必ず実行に移し将来的に英国に永住する事が私の大きな夢です。 皆さんの夢は何ですか。