11年間続いていた自傷行為を止められた私のきっかけ

うつ病

出典:https://unsplash.com

私は現在うつ病を患っており、一昨年まで自傷行為を続けていました。この記事を読んでおられる方も、自傷行為が止められない方がいらっしゃるのではないかと思い、少しでもこの記事が何かの役に立ったり、辛い気持ちが少しでも楽になればいいなと思い、書かせていただきました。

自傷行為をしてしまうきっかけは、人それぞれ違うと思います。私の場合、家での虐待や学校でのイジメとかもあり、どうしても自分を否定されながら生きていたので、自分を責めることしか出来ませんでした。また、自分の愛し方も分からず、小学校の時読んだマンガの主人公がリストカットをしていたこともあって、耐えきれない時はその行為で自分を保ち続けていました。

自分との葛藤

「リストカットは良くない」という考えの方も多いと思います。私もそう思ってた時期がありました。そんな時、ふとこんな言葉を目にしました。

「リストカットすることは悪くない。リストカットは一種のストレス発散方法。皆カラオケで歌を歌ったり、買い物でストレス発散したりするでしょ?それと同じでリストカットもストレス発散方法としてあったって良いじゃない。命を落とすことに比べたら全然いい。」的な感じの内容の事を言っている人がいました。

その言葉を聞いた瞬間から気持ちが楽になり、なぜか逆にリストカットする頻度が減りました。ですが、完全には止められませんでした。対人関係で自分を責められたりしたとき、やはり苦しくなってリストカットしてしまいました。

訪問看護師さんと出会って

私の感情のループでいうと、何か嫌なことを言われたり攻撃されたりする → 一時期イライラする → 帰宅後、憂鬱になり「意地悪する人なんか消えてしまえばいいのに!」と思った後に、「そう思う自分が消えてしまえばいい。」と思って、自殺する気力も持てない悲しさからリストカットに走っていました。

そんな悪循環でリストカットを繰り返している時、主治医に訪問看護を勧められて受けることになりました。その方に出会って、「自分を傷つける一歩手前の段階で抑えられたら...」言われたこともあり、恥ずかしながら上記に述べた感情のループを言いました。その時初めて、「誰だって消えたら良いと思う人、生きてたら必ず一人は出会う!あなただけじゃない。あなたは生きる価値がある。」その言葉に救われ、辞められました。

その後の自分

改めて考えると、私の友人もリストカットしていたり、過去にしていた人が多いので、友人を悲しませないためにもと思い、今はその人のお陰で病気もだいぶ回復して安定した日々を過ごせています。

この記事を読んでいる皆様や、辛い日々を過ごされている皆様にもほんの少しでも愛がある日々に変わることを心から願っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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